オールジャパン2012 第87回天皇杯・第78回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

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新年明けましておめでとうございます。本年もバスケットボール、および財団法人日本バスケットボール協会をよろしくお願いいたします。

さて、元日の今日から「『東日本大震災』被災地復興支援第87回天皇杯・第78回皇后杯　全日本総合バスケットボール選手権大会（オールジャパン2012）」が始まります。今日と明日は「JX-ENEOSウインターカップ2011」の舞台でもあった東京体育館でおこなわれます。

お昼過ぎに東京体育館の最寄り駅でもある千駄ヶ谷駅を降りると、多くの人がその駅を利用していました。なぜなら今日はサッカーの天皇杯・決勝戦がお隣の国立競技場でおこなわれるからです。その横でバスケットのオールジャパン2012は、ひっそりと、しかしながら熱く開幕するわけです。

観客の多い少ないは確かに違いがあります。しかしながらゲームに勝ちたい、負けるわけにはいかないという思いにおいては、オールジャパン2012の1回戦も、サッカー天皇杯の決勝戦も違いはありません。間違いなく東京体育館のなかも熱い戦いになることでしょう。見る人も必ず惹きつけてくれるはずです。

特に全国9つの地方ブロック予選を勝ち抜いてきた男女18チームは、インターハイ（高校選手権）やインカレ（大学選手権）、社会人選手権、JBLやbjリーグ、WJBLなどとは違い、このオールジャパンに出場することだけを目標に戦ってきたチームです。彼らにはぜひその思いをコートでぶつけてもらいたいと思います。

9日までノンストップでおこなわれるオールジャパン2012、熱く、濃い戦いの日々を、出場チームと観客のみなさん、そしてテレビ――今年は男女決勝戦（NHK　Eテレで生放送）以外にも男子3回戦を2試合、男女準々決勝を各2試合、男女準決勝を各1試合、NHK-BS1で生放送されます――の向こうで応援してくださるみなさんに楽しんで頂きたいと思います。