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【レポート】女子日本代表『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ 2026』『三井不動産カップ2026 (神奈川大会) 』合宿
2026年5月14日
9月開催の『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ 2026』に向けて5月6日(水)より第1次強化合宿を行っているバスケットボール女子日本代表。合宿3日目となる9日(土)はメディアデーとして味の素ナショナルトレーニングセンターに集まったメディアに午後練習の約15分の公開とコーリー・ゲインズヘッドコーチと数名の選手たちの取材が行われました。
4月にはアメリカにてトレーニングキャンプを行った女子日本代表ですが、今回の合宿招集メンバーは、アメリカ遠征に続いての参加となる選手やアメリカ遠征には不参加だったベテラン選手たちなど計15名。その顔ぶれは日本代表としてキャリアの長い36歳の髙田真希選手から最年少は大学2年生の19歳、後藤音羽選手まで幅広い年齢層となりました。
今回や今後の合宿などにおけるメンバー構成についてコーリー・ゲインズヘッドコーチは、「今はメンバーを絞るというより選択肢を広げる時期だと思っています。アメリカ遠征に参加した中で今回の合宿に参加してない選手は、Wリーグのレギュラーシーズン、ワールドカップ予選、Wリーグのプレーオフ、そしてアメリカ遠征と休みなしで戦っていたので不参加となりました。もちろん今後の参加の可能性はあります。同様にアメリカ遠征に参加していなかった選手や「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026予選トーナメント」(3月開催)のメンバーには入ってなかった選手もワールドカップのメンバーになる可能性はあります」と言います。
公開練習ではシューティングの模様が公開され、真剣な表情の中にも時折笑顔がこぼれるなど、明るい雰囲気の中で選手それぞれが課題を持って取り組んでいる様子が見られました。
なお、5月16日 (土) 、17日 (日) に横浜BUNTAIにて開催される 「三井不動産カップ2026 (神奈川大会) バスケットボール女子日本代表国際試合」の出場選手は本合宿より選出されます。今年度最初の日本国内での試合となる三井不動産カップ2026(神奈川大会)は、ラトビアを迎え入れて2試合を戦います。
▪️コーリー・ゲインズヘッドコーチ
「(WNBAチームのLas Vegas AcesとPhoenix Mercuryとプレシーズンゲームを行った)アメリカ遠征はものすごくいい経験で、特に若い選手たちが『自分もその舞台でプレーできる』と確信することができたと思います。また、約2週間の遠征でチーム力を高めることも大事でした。長い期間を楽しく過ごすことができたので成功だったと感じています。さらに試合ではWNBAのトップチームに対して、リバウンドの改善を見せることができました。日々の練習ではリバウンドの技術、細かい部分を修正をしましたが、そこがスタッツとして出すことができたと思います。
(9月に控えるワールドカップに向けて)チームの目標は常に“勝つこと”です。ただ、ワールドカップの前には今回の合宿だけでなく次の合宿などの活動もあり、その都度いろいろな目標がありますので、目の前の目標を達成して、9月にピークを持って行きたいと考えています」
▪️田中こころ選手
「アメリカ遠征では思っていたより個人として通用したことがいくつかありました。もちろん、そんなに世界は甘くないですが、通用することは一つでもあるんだと感じることができ、自信につながりました。WNBAの選手たちは身長があって体も大きいので、レイアップシュートをはじめ、普通にシュートを打っていたら打ち切れないことも肌で感じたので、(シュートの)フィニッシュに関しては「三井不動産カップ2026」のラトビア戦でも工夫していきたいです。
ラトビア戦では波のないプレーをしたいと思っていて、チームにはベテランの方たちや能力のある選手がたくさんいるので、責任を背負い過ぎず周りを頼りながら。でも、ここぞというときは絶対に自分がシュートを決めるという強い気持ちで試合に臨みたいです」
▪️樋口鈴乃選手
「(4月の)アメリカ遠征はとてもいい経験になりました。WNBAのチームと試合ができたこともそうですが、そのWNBAの選手たちに対して、山本麻衣選手や田中こころ選手がどう攻めていくのか、その中で自分自身はどのようにプレーしたらいいのかを考えながらバスケができたので、個人としても成長できたかなと思います。
日本代表になるとプレータイムも限られてくるので、いかにチャンスが来たときにシュートを決め切るかということやディフェンスの強度、ハッスルすることなど、自チームとは違う役割の中で自分を表現していくことが大事だと感じています。
昨年のワールドカップ予選に向けたメンバー選考の合宿とアメリカ遠征も呼んでいただき、合宿を重ねるたびにヘッドコーチの求めるバスケに対しての理解は深まっています。(アメリカ遠征に続いて)自分の強みをどこで生かすかということはすごく考えながら取り組んでいます」
▪️後藤音羽選手
「日本代表候補に選んでいただいたことはすごくビックリしましたが、ずっと入りたいと思っていた場所だったので、うれしかったです。オリンピックの代表に選ばれるように頑張りたいとは思っていましたが、こんな早く呼ばれるとは正直思ってなかったですね。
合宿は、最初はすごく緊張しましたが、先輩方が優しく声を掛けてくださり、プレー中も声出して指示出してくれるので、とてもやりやすいです。バスケとしては覚えることが多いですが、自分たちの強みを生かせるバスケが組み立てられているなと感じました。
これまでも日本代表に入っていた方々たちばかりの中でも思いっきりよくやることや、分からないことがあったら聞くようには意識して取り組んでいます。貴重な経験だと思うので、いろいろなことを吸収していきたいです。
プレーでは(持ち味の)ドライブや3ポイントシュートだけでなく、ディフェンスの面。足を動かして勝利に貢献できたらと思っています」
