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JBA 3×3 スペシャライズドチーム「Team TOKYO 2026」FIBA 3×3 Batam Challenger 直前合宿レポート「やればやるほど良くなるというのは間違いない」中村太地選手

2026年7月23日

中村太地選手は刺激や新たな創造性を求めて3x3に挑戦

前回大会の経験を持ち帰り、コミュニケーションを取ってレベルアップに勤しむ江原信太朗選手

 JBA 3×3 スペシャライズドチーム「Team TOKYO 2026」(以下Team TOKYO)は2日間の直前合宿を終え、本日7月23日に「FIBA 3×3 Batam Challenger」へ向けてインドネシアへ出発しました。2年後のロサンゼルス2028オリンピック出場を目指すBリーグ選手たちから毎回4名を選出して国際大会に挑み、経験とポイントを積み重ねていく新たなプロジェクト。皆、意欲と覚悟を持って参加しています。

 昨夏は5人制男子日本代表として国内での試合に出場した中村太地選手(島根スサノオマジック)は、「一括りにすれば、日本のバスケットボールを強くするためであり、普及にも携わる活動だと思っています。みんなそれぞれが想いを持って集まっており、今よりも上手くなりたいという気持ちや向上心、5人制にもつながる部分もたくさんあるので、オフシーズンにしかできない刺激や新たな創造性などを養うチャンスです」と述べ、Bリーグで培ったプレーを還元しながら、3×3ならではの技術を習得しています。

 先月のLION CITY Challengerでチーム最多の14点(平均7点)を挙げた小川麻斗選手(神戸ストークス)はお休みとなりますが、今回は190cm台の選手を揃えました。中祖嘉人ヘッドコーチは、「ディフェンスのシステムもこれまでとは違った取り組みをしており、そこがどう出るか楽しみです」と準備してきました。先月のLION CITY Challengerに出場した江原信太朗選手(滋賀レイクス)はシュート力を高めることとともに、「ディフェンスでは簡単にスイッチすると、1点や2点をオープンで打たれていたことが多かったです」と課題を持ち帰り、修正に努めます。5人制と変わらないディフェンスでも、3人しかいないためにスペースが広い3×3だからこそ、さらにタイトにマークすることが求められます。

 ホルツ ジェイク幸輝選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)は、3×3の試合にはじめて出場する機会を得ました。参加の動機は、ルーキーシーズンを終えたBリーグにおいてさらなる活躍を求め、「3×3を経験することでレベルアップできると思って来ました」。ホルツ選手と中村選手の新戦力に対し、「身長が高くてハンドルができ、フィジカルで戦える資質を2人とも備えている選手たち。今の日本代表にはないものを補ってくれると思っています」と中祖ヘッドコーチも期待を寄せます。

 今年2月にスタートしたTeam TOKYOですが最初の合宿で3日、LION CITY Challenger前に3日、そして今回は移動に時間がかかるために2日間と練習期間はまだ8日しか行えていません。中祖ヘッドコーチや選手らは、「練習や試合を積み重ねていけば絶対に良くなる」と手応えを感じています。一方、オフシーズンとはいえ、Bリーグを主戦場とする選手たちにとっては所属チームでの準備があり、十分な時間を取れないもどかしさもあります。

 すでに2試合を経験した江原選手は、「お互いのプレーはなんとなく分かっていますが、実際の試合で通用させるためにはコミュニケーションを取り合って、お互い理解し合って臨むことの大事さを実感しました。この合宿を通じて何でも言い合える関係になっています」リーダーシップを発揮し、少ない時間を補ってチーム力を高めています。最年長であり、5人制でも日本代表経験がある中村選手は現在のチーム状況についてこう語りました。

「年間を通して百戦錬磨で3×3の大会に出場し、何百試合と同じ仲間でずっと戦ってきた相手との対戦であり、その面での差は絶対にあると思います。個の力と組織やチームの力の両方がないとやっぱり難しく、今の僕らはどちらかというと個の集団ですが、いかに組織としてチームとしての戦い方を浸透させるかが必要です。2月にはじめて集まったキャンプから時間を重ねることによって、詰めていくところは少しずつ良くなっていると思います。やればやるほど良くなるというのは間違いないと思っています」

 Batam Challengerは予備予選(Qualification draw)から出場し、3チーム中1位通過したチームが本戦へ進むことができます。初戦のDeQing(中国)は最高峰のFIBA 3×3 ワールドツアーでトップ10に入る強豪。スペイン代表のGuim Expósito選手、ラトビア代表のFrancis Lacis選手を擁するチーム。昨年はスペイン、今年はラトビアがFIBA 3×3ワールドカップでチャンピオンとなり、そのときのメンバーです。世界に挑み、そして勝つために集まったTeam TOKYOにとって実力を試す機会であり、今大会の目標に掲げた決勝トーナメント進出へ向けた大事な初戦は日本時間7月25日(土)13:30にスタートします。

 開催地インドネシア・バタム島では、本日7月23日(木)より3×3女子日本代表が出場する「FIBA 3×3ウィメンズシリーズ2026 バタムSTOP」が開幕。https://worldtour.fiba3x3.com/2026/challengers/batam

■FIBA 3×3男子プロサーキット概略
世界各国で開催される大会を舞台に、ランキングと実績を積み上げながら世界の頂点を競い合うFIBA公認の国際プロサーキットです。各国代表とは異なるプロクラブとして参戦し、原則チーム名は「都市名」になります。アジアカップやワールドカップは年1回の開催ですが、プロサーキットとなるワールドツアーは、宇都宮から開幕するマスターズだけでも13回予定されており、ポイントを稼ぐ絶好の機会です。本サーキットで獲得したポイントによるFIBAランキングが、将来的なオリンピック出場権にも直結する重要な指標となります。