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【大会レポート】女子日本代表『FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026 』日本 63-84 ハンガリー:前半と後半の出だしでビハインドを負う展開となり無念の敗退。
2026年9月9日
47年ぶりのベスト8進出は、あと一歩及びませんでした。
ドイツ・ベルリンにて開催中の『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2026』。現地時間の9月8日(水)には準々決勝進出決定戦の2試合が行われ、グループフェーズでグループA3位(1勝3敗)となった女子日本代表は女子ハンガリー代表(グループB2位)と対戦しました。
試合序盤、日本は重い入りとなり、ハンガリーにペイントアタックを許すなどビハインドからのスタートとなります。それでもセカンドユニットとして出場した髙田真希選手、町田瑠唯選手、宮澤夕貴選手らキャリア豊富な選手たちを軸に追撃すると、後藤音羽選手のドライブからのバスケットカウントや山本麻衣選手の3ポイントシュートなども決まります。しかし、高さで勝るハンガリーにインサイドプレーやリバウンドから得点を許してしまうと、第1クォーターは12-20と8点のビハインドを負いました。
第2クォーターは、思うようにシュートが決まらず序盤こそ苦しみますが、次第に積極的な攻めからハンガリーのファウルを誘い、そこで得たフリースローでジリジリと追い上げていきます。すると残り約1分には町田選手のパスから林咲希選手へ速攻が決まって流れは日本に。東藤なな子選手の力強いステップからのシュート、さらには渡嘉敷来夢選手のフリースローも続き、残り7秒でハンガリーを捉えることに成功しました。しかし、終了間際にロング3ポイントシュートを決められ、34-37。それでも町田選手を軸に速い『ペース』からの得点で点差を3点に詰めて前半を終えました。
前半の流れのままに速いバスケットを展開したい日本でしたが、第3クォーターの出だしでまたしても停滞してしまいます。その間にハンガリーに連続得点を許し、あっという間に10点近くのビハインドを負うこととなりました。日本は今野紀花選手が主に得点面で奮闘するも、チームとしてのファウルが響き、ハンガリーにフリースローでの追加点を献上してしまいます。第3クォーター終了時に45-58と13点のビハインド。
第4クォーターでも形勢は変わらず、最後は63-84で敗れ、日本は準々決勝決定戦で姿を消すこととなりました。
▪️町田瑠唯選手
「相手のチームの高さでの差をカバーできず、リバウンドを多く取られ、3ポイントシュートも確率良く決められてしまいました。逆に自分たちはオープンのシュートを決め切れなかったり、リズムに乗りきれなかったりしたところがありました。コーリー(ゲインズ・ヘッドコーチ)からは、ゲームコントロールというより日本のペースをとにかく上げること、あとはディフェンスでしっかり前からボールプレッシャーをかけて、相手にいいリズムでオフェンスをさせないようにと言われていました。その点については、昨日の試合(グループフェーズ最終戦)から継続してやれたと思います。また、個人としては、ガードの田中こころ選手や山本麻衣選手に最初の試合は頼り切りで、私自身、出てもなかなかチームに貢献できていないと感じていました。今回の試合はとにかく自分の役割をしっかりコートで表現すること。その中でガード陣の負担をどれだけ減らせるか、どうやってつなげていくかも意識してプレーしました。」
▪️宮澤夕貴選手
「私自身は本当に良くなかったです。チームに関しては『日本のバスケとはどういうものか』という問いに戻るというか、個で打破できるメンバーがいる分、そこに頼りっぱなしのような、個で攻める時間帯が長かったと思いました。個で攻めることのできる強さがあるけれど、日本の強みでもあるチームでのバスケも強くしていかないと。両方をうまく良いバランスで戦わなければ世界相手に勝てないと改めて実感しました。バランスよく戦えたら、もっと日本は強くなると思いますし、このチームにはそのポテンシャルがあると思います。」
▪️朝比奈あずさ選手
「今日の試合は、自分のプレーがなかなかできず、すごく悔しい気持ちです。ただ、この経験ができたからこそ、もっと今後の活動の中で自分のできることを増やして、より代表チームに貢献できるようにしていきたいと強く思いました。(はじめてのワールドカップについて)世界の壁を実感し、世界のスタンダードに自分のスタンダードを合わせる必要があると感じられたこと。それを知ることができたのは本当に貴重な経験でした。このチームは、12人全員がチームのために自分の役割をしっかり果たし、コーリーのバスケットを信じて戦うチームでした。その一員として戦えたことに、とてもうれしく思います。」
▪️後藤音羽選手
「第1クォーターの入りは良くなかったのですが、第2クォーターで巻き返すことができました。しかし、第3クォーターでまた失速してしまい、勢いが戻らず負けてしまいました。自分がプレータイムは少なかったのですが、限られた時間でもっと(チームに)勢いを付けることができれば少しでも良い方向になっていた可能性もあると思っています。今回の試合では、ディフェンスで相手を嫌がらせることやボックスアウト、あとはフィジカル的に相手を削るというのを意識して試合に入りました。第1クォーターで試合に出させてもらったときは、プレッシャーを掛けてオフェンスでも積極的に攻めることができたので良かったと感じています。」
