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3×3女子日本代表「FIBA 3×3ウィメンズシリーズ 2026」東京STOP DAY2レポート「毎試合毎試合挫折し、その度に成長していくことを繰り返しています」野口さくら選手
2026年8月3日
カナダに勝利し、歓喜の輪を作る3x3女子日本代表
挫折と成長を繰り返し、3x3と5人制の両方で向上心を見せる野口さくら選手
7年ぶりにホーム開催となった「FIBA 3×3ウィメンズシリーズ 2026」東京STOP(以下東京STOP)は、多くの歓声を受けた日本勢が背中を押され、三菱電機は第2位、3×3女子日本代表は第3位と今シーズン最高位を記録。準決勝、決勝でその2チームを退けたカナダが前節のバタムSTOPに続き、東京STOPチャンピオンに輝きました。
ハーフコートで展開される3対3ですが、基本的な攻防は2対2。ピック&ロールや人数が少ないことでスペースを広く使った裏を突く連携プレーで得点を狙い、それに対して身体を張ったディフェンスによるぶつかり合いが見ている人を熱くさせます。宮下希保選手(富士通 レッドウェーブ)がよく用いる「バチバチ」した試合を、世界トップレベルで披露する機会となりました。
ロサンゼルス2028オリンピックへ『ストレートイン』(今年と来年のポイントを合算し、FIBAランキングにおけるアジア・パシフィックゾーンで上位2位に与えられる出場権)を目指す日本代表にとって、FIBA 3×3ウィメンズシリーズで結果を求め、ポイントを稼ぎ、世界ランキングを上げる戦いを続けています。ともに掲げた『オリンピックでメダル獲得』の目標に向かい、経験値を積み上げながら世界に勝つ術を研ぎ澄ませる日々。今シーズンは2度のベスト4が続き、上向きかけた後のバタムSTOPでは予選敗退。迎えた東京STOPでは、「自分たちの戦い方を試合で出し切るためにもしっかり気持ちを強く持って、今まで練習してきたこと、積み重ねてきたことを出すことに集中しよう」と前田有香ヘッドコーチは送り出しました。
2STOPぶりに予選を突破し、準々決勝はカナダと対戦。試合前、展開を想定したいくつかの引き出しを前田ヘッドコーチは与え、「それを最後まで遂行してくれました。最後の局面はどの動きで2対2を仕掛け、最後にシュートを打つのは選手たちが考えた結果です」。息が詰まるような接戦の中、最後は宮下選手が走り込む高橋未来選手(アイシン ウィングス)へキレイにパスが通り、ブザービーター決着。19-18で勝利し、会場を沸かせました。
東京STOPを含め、今シーズン3度の優勝を飾ったオランダとの準決勝。その前のオランダU25戦では4本成功させ、日本代表同様に2ポイントシュートを武器とする相手。日本代表が目指す戦い方は2ポイントシュートを決め、守っては簡単に2ポイントシュートを決められないこと。オランダに11本を打たれましたが、成功数は1本に抑えてロースコアゲームに持ち込みます。11-15、あと一歩及ばず、準決勝敗退。「苦しくなった時にどうしてもドリブルが多くなってしまい、3人でプレーを作ることがなかなかできませんでした」と野口さくら選手(新韓銀行)は敗因を挙げます。
カナダ戦とオランダ戦のリバウンド数はどちらも16-19、3本及びませんでしたが身長差がある中では及第点と言えます。田中平和選手(トヨタ自動車 アンテロープス)は平均5本を記録し、東京STOPでは3番目に多いリバウンド数です。平均4本で続く野口選手は、「以前よりも少し良くなったとは思いますが、苦しくなった時間帯にリバウンドを取られて1点ずつ積み重ねられる場面がありました。それは日本として永遠の課題ではありますが、自分自身ももっと見直していかないといけないです」という野口選手。3×3の挑戦は実に4年ぶりであり、FIBA ワールドカップ2026では直前合宿後に選考から外される悔しさも経験しました。
「今シーズン初めて3×3をプレーしたような感じでしたので、どうなるかも全く分からなかったです。毎試合毎試合挫折し、その度に成長していくことを繰り返しています。3×3だけに限らず、5人制に生かすためにも成長し、3×3自体への理解度も深まっています。今後ももっともっとたくさん経験して積み上げていきたいです」
日本勢の活躍や東京STOPの会場の雰囲気に対し、「お客さんの声援が力になりました。日本代表はもちろん、三菱電機や桂(葵)選手のNeftchi SOCAR、TAKASAKIも同じです。みんなが一生懸命取り組んできた3×3を、日本の皆さんに見せたいという選手たちの思いが伝わったからこそ、会場に来た皆さんが応援してくれるとても良い大会でした」と前田ヘッドコーチは感謝し、無事閉幕。次は日本代表にとっては今シーズンラストとなる高崎STOPであり、ふたたび日本開催のホームゲームです。舞台は今回よりも大きな高崎アリーナ。さらに多くの方々を魅了できるよう、チーム力を高めていきます。
■FIBA 3×3ウィメンズシリーズ 2026
東京STOP(日本)試合結果
[決勝トーナメント]第3位
準決勝:日本 11-15 オランダ[BOXSCORE]
準々決勝:日本 19-18 カナダ[BOXSCORE]
[予選プールD]
第1戦:日本 21-6 シンガポール[BOXSCORE]
第2戦:日本 18-21 フランスU25[BOXSCORE]
シーズン順位:17位(8月2日現在)
https://womensseries.fiba3x3.com/2026/standings
■FIBA 3×3ウィメンズシリーズ 2026 高崎STOP(日本)
【日程】8月29日(土)・30日(日)
【会場】高崎アリーナ
【出場チーム】
日本、日本U24、高崎(日本)、三菱電機(日本)、カナダ、Neftchi SOCAR(アゼルバイジャン)、中国、オーストラリア、タイ、Yanjing(中国)、オランダU25、モンゴル、ポーランド、ニュージーランド、シンガポール、ベトナム
【大会サイト】https://womensseries.fiba3x3.com/2026/takasaki/
【チケット情報】https://3x3wst.jp/
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