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【レポート】女子日本代表 第2次強化合宿/ワールドカップに向けたチーム内の競争に馬瓜ステファニー選手、山本麻衣選手、薮未奈海選手らも意欲を見せる
2026年6月25日
『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ 2026』(2026年9月/ドイツ・ベルリン) に向けて活動を続けている女子日本代表。6月16日からは味の素ナショナルトレーニングセンターにて第2次強化合宿を行っています。
「この合宿では新しいディフェンスのプレー、オフェンスでも新しいアクションを取り入れています。それを試しながらより高いレベルのプレーへと進化できるよう取り組んでいます」と、コーリー・ゲインズヘッドコーチは第2次強化合宿での目的を語ります。
また、チーム内の競争については、合宿のたびに「これはトライアウトの場である」と伝えていると言い、「それが一つの基準で、選手たちは確実なポジションなど一つもないことを理解しています。全員がポジションを争うために合宿に参加しています」とも話します。
第2次強化合宿のメンバーは、発表当初は16名でしたが、町田瑠唯選手がコンディション不良のため不参加に。その町田選手については「次の合宿での合流を目指しています」と、現状を語りました。
「大きく変わったことはないので、楽しくできています」と、この第2次強化合宿が2026年度の女子日本代表活動としては初参加となったのが馬瓜ステファニー選手です。
前シーズンに続いて2025-26シーズンもスペインのCasademont Zaragoza(カサデモント・サラゴサ)でプレーした馬瓜選手は、3月の『FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026予選トーナメント』(トルコ開催)以来のチーム合流となります。
スペインから帰国後、しっかりと休息を取り、頭を切り替えることができたという馬瓜選手は、ワールドカップに向けた活動に約3カ月前から参加できていることもあって、「それまでは大会1週間前に合流して、覚えないといけない(決められた動きなどを)その期間で覚えることもありましたが、今はこうして合宿に参加し、しっかりと質問などもできているので、一つ一つ、自分の中でも詰めていく作業ができています」と、充実した様子を口にしました。
サラゴサでは2025-26シーズン、世界屈指のリーグであるユーロリーグで3位になり、スペインの国内リーグでも準優勝と貴重な経験を積みました。「今シーズンはスペインリーグでも4番ポジションをすることが多く、アウトサイド寄りの4番ポジションだったので、そこは日本代表とあまり変わらないのかなと思います」と、馬瓜選手。「コーリー・ゲインズヘッドコーチから言われ続けていることであるペイントアタックは意識していきたいです」と、日本代表での自身の役割についても強調しました。
「今回の合宿では自分も(中心になって)引っ張っていこうと思っていましたが、逆にみんなに盛り上げられているような感じがすごくあります。みんなでチームの雰囲気を良くしていこうとしていて、合宿重ねるごとにすごく良くなっていると思います」
こう語るのは、4月のアメリカトレーニングキャンプ(アメリカ・アリゾナ州およびネバダ州にて実施)以来の合宿参加となった山本麻衣選手です。加えて、「ディフェンス力とシュート力。(ドライブで)切っていく力もあると思うので、そこをしっかりアピールできたら」と、ゲインズヘッドコーチが「トライアウトの場」という合宿での自身のアピールポイントにも触れ、意欲を見せています。
山本選手と同じくアメリカトレーニングキャンプ以来の参加となる薮未奈海選手は、「これまでやってきたこと、ヘッドコーチの(目指す)バスケは継続しているので、5月に開催された三井不動産カップ2026 (神奈川大会)に参加していなかったから今の合宿で何かがすごく難しいということはないです。もちろん、(合宿の)最初は自分の役割を思い出しながら、『ここは自分のチャンスだな』というところまで意識しながらでしたが、アメリカ遠征で得たもの、感じたものはすごくあったので、それを踏まえてこの合宿では、ワールドカップに向けて自分がどうしていきたいかを探りながらやっていきたいです」と、言います。
薮選手が参加したアメリカトレーニングキャンプではWNBAチームのLas Vegas Aces(ラスベガス・エーシーズ)とPhoenix Mercury(フェニックス。マーキュリー)とプレシーズンゲームで対戦。「WNBAのトップ選手たちと対峙したときに、無駄のない動きだなとディフェンスをしていて感じました。だけど日本もオフェンスではスピードを生かしてギャップ作ることが出来たので、ここが強みだということを感じることもできたと思います」と、薮選手にとってはアメリカでの学びは多くありました。
そして、「新しい選手や自分と同じポジションの選手も増えているので、確定ということは絶対にない。よりアグレッシブに、チャレンジャーの気持ちでやるだけだと思っています」と、秋に行われる女子ワールドカップへの出場に向けて、気持ちを新たにしています。
着実にFIBA 女子バスケットボールワールドカップ2026に向けて強化を図っている女子日本代表。6月30日から7月7日にはオーストラリア遠征を実施予定で、より実戦に近い形でチーム力アップに努めていきます。
