第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 兼 2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選 大会第1日目終了
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2011年9月15日
途中出場ながら、3Pシュート2本を決めた#4松井啓十郎選手
明日の対戦相手、ヨルダン198cmのガード#10DAGHLES選手
初戦の緊張からか、オープニングゲームのヨルダンvsシリアは、71-58でヨルダンが13点差で勝利するも、シリアが粘り終盤までもつれ込む展開。続く、前回王者のイランは、チャイニーズ・タイペイを相手にリードされる形で試合が進みましたが、結局は49-37とロースコアゲームをイランが制しました。
そして迎えた第3試合目、ハヤブサジャパン 男子日本代表チームが登場。試合前のロッカールームでは、「実力的には勝てる相手。ヨルダンやシリア戦につながるように、自分たちの良いバスケットを出していこう」と、気合いを入れて試合に入りました。しかし、FIBAランキングは日本の33位に比べ、63位と格下のインドネシアを相手に3Pシュートで先制され、第2ピリオドには一時、18-21と逆転されます。#11網野友雄キャプテンは、「初戦ということで固さもあり、また武漢へきてから初めて使うこの試合会場でシュートを打ったのも初めてだったため、リングの感触をつかむのにも苦労しました」と初戦ならではの難しさを話しました。
試合の方は、その後はディフェンスから流れをつくり、しっかり立て直してペースを掴み、81-59と白星スタートを切りました。
初戦を勝利し、トーマス・ウィスマンヘッドコーチは、「しっかりと勝たなければいけない試合でしたが、インドネシアは我々に対しハードにプレイしたことは賞賛に値します。明日、ヨルダンと対戦する時は、逆に日本がエネルギッシュに挑んでいかなければいけません。今日は全員が出場し、ベンチメンバーも得点を挙げる活躍をしてくれました。ディフェンスのプレッシャーをかけることで、オフェンスの流れも良くなり、後半は良い展開も出せました。次のヨルダン戦、そしてシリア戦と続きますので、しっかり準備していきたいです」と、今日の試合を振り返りました。
選手を代表して記者会見に登壇した#4松井啓十郎選手は、「インドネシアは良いチームでしたし、勢い良くプレイしてきました。立ち上がりはスローペースになり、相手の勢いに対し競った展開となる場面もありましたが、後半は盛り返して、自分たちの良いプレイを出せました。それを続けられるように、次のヨルダン戦へ向かっていきます」とコメントしました。
明日は、ともに初戦を勝利したヨルダンと対戦します。ヨルダンについて、「サイズが一気に高くなりますので、リバウンドとディフェンスを頑張って早い展開につなげられるよう、しっかり走って運動量で上回ってチーム全員で勝ちにいきます」と網野キャプテンは気を引き締めました。相手のガード陣は#5WRIGHT選手が189cm、#10DAGHLES選手は198cmと長身であり、本日WRIGHT選手20点、DAGHLES選手19得点とチームの得点源でもあります。
予選ラウンドの勝敗は、2次ラウンドに持ち越されるので、確実に勝利数を伸ばし、一つでも良い順位で決勝トーマントへ臨めるよう、全力で戦っていきます。
明日のヨルダン戦は、本日と同じ、13:30(日本時間14:30)より行われます。