第2回FIBA ASIA U-16女子バスケットボール選手権大会 第5日目終了、日本は予選ラウンドを1位通過で決勝トーナメントへ
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2011年12月9日
予選ラウンド最終戦の相手は韓国。第3ピリオド終了まで1点差と一進一退となるが、最終ピリオドに31得点とスコアを伸ばした日本が5連勝とした
勝負所で果敢な1on1で流れを引き寄せた#4中村優花選手
第1ピリオド、立ち上がり、かたさの目立つ日本は相手のファウルを誘いフリースローを得るも決まらず、開始4分で4-14と、逆に韓国にリードを奪われる。だが、#4中村のゴール下の1on1で徐々にリズムを取り戻すと、続けて#7永井のシュートが決まり、残り2分には18-18の同点に追いつく。終盤、#4中村のフリースロー、#9酒井のシュートで逆転に成功し、21-18と日本リードで終了。
第2ピリオド、日本はリードを保つも、韓国の2-3ゾーンディフェンスを攻略できず、リズムに乗れない時間が続く。一方の韓国は、#9を中心に果敢に攻め、フリースローを確実に沈め、応戦する。しかし日本も#7永井、#9酒井、#10宮崎がディフェンスで踏ん張り、37-34で前半を折り返す。
第3ピリオド、開始早々、日本は#8山田のジャンプシュートが決まり、良いスタートを切る。しかしその後、韓国は合わせからのポストプレイから得点を重ね、残り2分53秒、ついに日本は47-47の同点に追いつかれる。だが終盤、#7永井と#10宮崎が韓国のガード陣をディフェンスでとらえ、日本らしいプレッシャーディフェンスが機能し始める。さらにオフェンスでは、#5畠中の3Pシュートや#8山田のシュートが決まり、リードを譲らない。52-51、日本がわずかにリードを保ち終了。
第4ピリオド、ディフェンスから勢いに乗る日本は、速攻から得点を量産し、韓国を突き放し始める。すると、#4中村と#5畠中のポストプレイ、さらには#8山田のシュートも決まりはじめ、残り2分には81-62と19点リードを奪う。その後も追いすがる韓国を振り切り、結局、83-67と日本が16点差をつけて5連勝としました。
この結果により、日本はレベルⅠ予選ラウンドを5連勝し、1位で決勝トーナメントへの進出が決定。
一発勝負となる決勝トーナメントで好ポジションを獲得した日本は、準決勝、予選ラウンドで107-77の30点差で勝利した相手、チャイニーズ・タイペイと対戦します。
来年の8月開催予定の「第2回FIBA U-17女子世界選手権大会」の切符(2枚)をかけ、また前回大会で逃したてっぺん(優勝)を狙います。
大会第5日目を終了し、レベルⅠ・Ⅱそれぞれの順位は下記のとおりです。
[レベルⅠ]
1位 日本
2位 中国
3位 韓国
4位 チャイニーズ・タイペイ
5位 インド
6位 フィリピン
[レベルⅡ]
1位 マレーシア
2位 ホンコン・チャイナ
3位 シンガポール
4位 スリランカ
5位 ウズベキスタン
6位 マカオ
決勝トーナメント・準決勝および入替戦の日程は下記のとおりです。(※日程は変更になる場合がございます)
[12月10日(土)]
13:00(日本時間14:00)~ 入替戦 インド vs ホンコン・チャイナ
15:00(日本時間16:00)~ 入替戦 フィリピン vs マレーシア
17:00(日本時間18:00)~ 準決勝 中国 vs 韓国
19:00(日本時間20:00)~ 準決勝 日本 vs チャイニーズ・タイペイ
日本は休息日をはさみ、明日、12月10日(土)19:00(日本時間20:00)よりチャイニーズ・タイペイ(4位)と決勝トーナメント準決勝を対戦します。
なお、大会公式サイト(英語)では、試合の経過を伝えるFIBA STATSにて速報配信をしています。
世界選手権への切符まであと1勝、女子U-16日本代表チームへの応援をお願いいたします。