第2回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会 大会第6日目終了、日本はグループF2位で準々決勝へ
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2011年10月25日
全勝同士の日本vsフィリピンは、72-83で敗戦。日本は2位で準々決勝へと進みます
ベトナムのファンが男子U-16日本代表チームのためにつくってくれました
2次ラウンド進出を決めている日本は、グループD1位のフィリピンと対戦しました。
立ち上がり、日本は#14杉浦のシュートで先制するも、すぐさまフィリピンの#4に3Pシュートを含む連続得点を許し、開始3分25秒で6-11とリードを奪われる。すぐに日本はタイムアウトを要求し立て直すと、#12馬場、#14杉浦のインサイド陣が奮起し、22-21と逆転に成功して第1ピリオド終了。第2ピリオドに入っても激しいラリーが続くが、フィリピンは#9を中心にじわじわと点差を縮めると、開始3分過ぎ、#9のバスケットカウントで28-28の同点に追いつく。さらには終盤、フィリピン#4が高確率なシュートで一気に突き放しにかかり、36-48と日本が12点ビハインドで前半を折り返す。
後半、着実に得点を重ねていくフィリピンに対し、日本も負けじと#12馬場の連続得点、#4金子の3Pシュートで応戦し、開始3分半で47-56と追い上げを見せる。その後、ターンオーバーを連発する相手を尻目に、日本は前半から好調の#12馬場が次々とシュートを沈め、6点差まで一気に詰め寄る。だが、そこから畳み掛けることが出来ず、57-70と日本が13点ビハインドで第3ピリオド終了。最終ピリオド、フィリピンはここまで29得点の#4の勢いが止まらず、連続得点からリードを広げていく。一方、日本は#12馬場、#14杉浦を中心に攻め、残り1分には#9白戸の3Pシュートが決まるが、反撃もそこまで。日本は#12馬場が26点、#14杉浦が30点と活躍を見せるも、72-83で初黒星を喫した。この結果により、日本は2次ラウンド(グループF)2位となった。
大会第5日目、試合結果は下記のとおりです。
■2次ラウンド
[グループE]
インド ● 64-72 ○ イラク
チャイニーズ・タイペイ ○ 70-61 ● レバノン
中国 ○ 73-42 ● 韓国
=最終順位=
1位 中国
2位 韓国
3位 レバノン
4位 イラク
5位 インド
6位 チャイニーズ・タイペイ
[グループF]
サウジアラビア ○ 63-53 ● ベトナム
カタール ● 54-57 ○ インドネシア
日本 ● 72-83 ○ フィリピン
=最終順位=
1位 フィリピン
2位 日本
3位 インドネシア
4位 サウジアラビア
5位 カタール
6位 ベトナム
決勝ラウンド進出の順位がかかった2次ラウンド最終戦、日本はフィリピン相手に、激しい攻防を繰り広げるも11点差で敗戦。逆のグループFでは、前回覇者の中国が韓国に31点差をつける勝利で、圧倒的な力を見せています。
大会も終盤に差し掛かりました。決勝ラウンド・準々決勝、9-12位順位決定戦が行われる10月26日(水)の日程は下記のとおりです。(※日程は変更になる場合がございます)
9:00(日本時間11:00)~ インド vs ベトナム
11:00(日本時間13:00)~ チャイニーズ・タイペイ vs カタール
13:00(日本時間15:00)~ 日本 vs レバノン
15:00(日本時間17:00)~ サウジアラビア vs 中国
17:00(日本時間19:00)~ 韓国 vs インドネシア
19:00(日本時間21:00)~ イラク vs フィリピン
明日から始まる決勝ラウンドは、これまでのリーグ戦と違い1発勝負のトーナメント戦になります。
日本が準々決勝を対戦するレバノンは、日本の長身選手が#14馬場選手、#15山本選手の194cmに対し、206cmの#7Al Agha選手、197cmの#15Hadidian選手と、高さのあるインサイド陣を擁する手強い相手になりそうです。
日本の決勝ラウンド初戦は、休息日をはさみ、10月26日(水)13:00(日本時間15:00)よりレバノン(グループE3位)と決勝ラウンド・準々決勝を対戦します。
なお、大会公式サイト(英語)では、試合の経過を伝えるFIBA STATSにて速報配信をしています。
男子U-16日本代表チームへの応援お願いいたします。