第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 兼 2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選 2次ラウンド第2戦、日本vsフィリピンは19:00(日本時間)TIP OFF!!!
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2011年9月20日
昨日のアラブ首長国連邦戦で今大会初先発となり、立ち上がりから次々と得点に絡んで日本に勢いを与えた#12広瀬健太選手の活躍に期待
2人に囲まれてもパワーでシュートを決めるフィリピン#11DOUTHIT選手
2次ラウンド初戦、アラブ首長国連邦戦に快勝したハヤブサジャパン 男子日本代表チームは、決勝トーナメント前の大一番と言えるフィリピン戦を迎えます。
前回のFIBA ASIA選手権で、不名誉な10位になった要因のひとつは、予選ラウンド2戦目でフィリピンに69-78で敗れたことから始まりました。韓国も同グループでしたが、せめて2勝して2次ラウンドに進む計算が狂い、チャイニーズ・タイペイにも敗れ、まさかの決勝トーナメントへ進出できず。最終日にゲームがないという屈辱を味わった大会でした。
あれから2年。フィリピンとの対戦を振り返ると、今年8月に若手主体で出場したジョーンズカップでは、#11DOUTHIT選手には32得点を獲られ94-78で敗れました。昨年11月に行われたアジア競技大会では、60-58と2点差で辛勝。この試合で#11DOUTHIT選手はいませんでしたが、昨日からエントリー書類が揃いコートに立った#13LASSITER選手はチームハイとなる13得点を挙げており、得点源が戻ってきたわけです。昨日行われたヨルダン戦では、#11DOUTHIT選手がチームハイの19得点、#13LASSITER選手は4本の3Pシュートを含む14得点を挙げており、要注意です。
昨日の日本戦が始まる前に行われていたフィリピン戦。日本代表選手たちは、その戦況を見ていました。#10竹内公輔選手とともに、前に出て見ていた#12広瀬健太選手は、「どっちが勝つかなという感じでしか見ていませんでしたが、フィリピンはそんなに身長は高くないものの、アグレッシブでアジリティ(敏捷さ)もある巧いチームです」と分析。また、#11網野友雄選手も「運動能力が高い選手が多く、シューターの#13LASSITER選手が試合に出てきましたので、しっかりケアして臨みたいです」と語りました。
さて今回、フィリピンやシリア、カタールの選手たちが事前エントリーを済ませていたにも関わらず、試合に出られなかった事態について、大会側より公式発表がありました。
「大会前のエントリー段階で、国籍や出生地などが証明できる公的書類の提出を全選手に義務づけています。今回、エントリーに問題のあった選手のほとんどは海外で出生したケースであり、どこの国籍を取得しているのかが判明できる書類が揃わなかったため出場できずにいました。しかし、シリアとフィリピンの選手たちは書類が揃った段階で、出場が許可され、コートに立ちました。選手の国籍を証明する公的書類を全て提出できれば、エントリーされた選手たちは途中からでも参加できる機会を与えており、選手たちを大会から排除しているわけではありません。カタールに関しては、その書類が結局は揃わず、また予選ラウンドで負傷者が出てプレイ可能な選手が4人しかいない事態を受け、今後の試合は参加辞退を認めました。今後の試合は20-0で対戦相手が不戦勝となり、カタールの16位が確定しました」
2次ラウンドから予告なく2選手が出場したフィリピンに対し、64-72で敗れたヨルダンは怒りを露わにしていました。しかし日本は、しっかりと昨日の試合をスカウティングすることができ、本日の試合に臨むことができます。それも全て、予選ラウンド1位通過したことが功を奏しています。決勝トーナメント出場がほぼ確定しており、準々決勝も良い位置で戦えるように、本日、9月20日(火)19時(現地時間18時)より開始するフィリピンを勝利することが重要です。引き続き、5連勝へ向けて、ハヤブサジャパンへの熱いご声援をお願いします。
大会公式サイト(英語)では、全ての試合経過をFIBA STATSにて速報配信をしています。
また、本日の日本vsフィリピン戦は、J sports ESPNにて19:20より放送されます(再放送あり)。