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第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 2次ラウンド試合日程変更!日本の初戦は、明日19:00(現地時間18:00)よりスタート!

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2011年9月18日

インサイドへ切れ込むフィリピンPGの#7Alapag選手

大観衆を背にベンチへ戻る#11ジャンリャン選手

 第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 兼 2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選は、予選ラウンド全試合が終了。各グループの結果は以下の通りであり、各上位3チームが2次ラウンドへ進出。日本はグループDから進出した上位3チームと対戦します。

■グループA
1位:韓国(3勝0敗)
2位:レバノン(2勝1敗)
3位:マレーシア(1勝2敗)
4位:インド(0勝3敗)

■グループB
1位:イラン(3勝0敗)
2位:チャイニーズ・タイペイ(2勝1敗)
3位:ウズベキスタン(1勝2敗)
4位:カタール(0勝3敗)

■グループC
1位:日本(3勝0敗)
2位:ヨルダン(2勝1敗)
3位:シリア(1勝2敗)
4位:インドネシア(0勝3敗)

■グループD
1位:中国(3勝0敗)
2位:フィリピン(2勝1敗)
3位:アラブ首長国連邦(1勝2敗)
4位:バーレーン(0勝3敗)

 2次ラウンドの日程は当初、予選ラウンドの順位を踏まえて決まっていく予定でしたが、大会側と各国との協議の結果、昨日の試合後に紹介した日程から変更となりました。2次ラウンドの日本戦の日程、ならびに対戦表は以下の通りです。

9月19日(月) 18:00~(日本時間19:00)
日本 vs アラブ首長国連邦(FIBAランク67位)


9月20日(火) 18:00~(日本時間19:00)
日本 vs フィリピン(FIBAランク53位)


9月21日(水) 20:00~(日本時間21:00)
日本 vs 中国(FIBAランク10位)


 2次ラウンドで対戦する中で、フィリピンは要注意であり、中国は強豪国です。
 #10竹内公輔選手はこの2チームに対し、「試合を見ましたが中国は断トツで強い相手です。フィリピンもインサイドが強く簡単に勝てる相手ではありません」と警戒しています。

 「若いチームではありますが、しっかり強化しています。彼らの機動力は非常に高く、バスケットが国技であり世界の中でもバスケット大国であることを存分に示し始めています。世界へ向けて強化を進めてきた結果を見せる最初の国際大会となります。4年前、徳島大会で優勝したイランを率いていたコーチが今、フィリピンで指揮を執っており、恐い存在です」と東野智弥アシスタントコーチは、フィリピンの状況を話してくれました。

 フィリピンは帰化登録に不備があり、予選ラウンドは10人でゲームを行いました。大会関係者からの情報によると、この2選手の書類が揃えば、コートに戻ってこられる可能性もあると言われていますが、どうなるかは分かりません。
 日本にとっては2年前の前回大会10位となった悪夢は、2戦目でフィリピンに敗れたところから始まりました。その記憶を払拭するためにも絶対に勝たなければいけません。

 今回の会場となる武漢スポーツセンターの収容人数は1万3千人。それを埋め尽くすほどの観客が入り、そして会場を揺らすような大声援が毎晩のように降り注がれている地元・中国。

 東野アシスタントコーチに中国の印象も伺いました。「ヤオ・ミン選手が抜け、少しレベルが落ち、練習ゲームでも負けているという情報はあります。しかし、NBAワシントン・ウィザーズの#11イー・ジャンリャン選手を中心に、高さと機動力あるやはり強いチームです。自国開催ですので、万全を期して臨んできていますし、タレントも抱負です。日本としてもFIBA ASIA選手権では久しく対戦していません(前回対戦は2005年/53-86で敗戦)ので、戦ってみたかった国のひとつです」

 NBAを経験した選手は、ジャンリャン選手の他にも、#14ワン・ジジ選手、#9スン・ユエ選手がいます。しかし、日本は今年6月14日に行われた東アジア選手権準決勝では、中国に72-62で勝利し決勝進出を果たしました。あの時の中国はBチームではありましたが、その時のメンバー6人が今回の中国代表にも選出されました。確かにNBA選手たちは素晴らしい活躍を今大会も見せており、そのプレイを観客たちは見に来ていますが、100%勝てない相手では決してありません。その尺度を測るためにも大事な一戦となります。

 予選ラウンドのインドネシア戦同様に格下チームであるアラブ首長国連邦から対戦し、徐々にFIBAランキングが上がって行くこの組み合わせは、日本にとっては好都合。アラブ首長国連邦にしっかりと勝ち、フィリピンにも勝利して勢いをつけて、中国と対戦したいところです。

 2次ラウンドへ向け、本日のハヤブサジャパンは午後から練習を行いながらも、しっかり体を休め、さらなる激しい対決に備えます。
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