平成23年度全国バスケットボールコーチクリニック(北海道会場) 開催報告
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2011年7月29日
JBLで実践されている、ディフェンスや個人オフェンススキルについての紹介をする清水氏
今後の日本バスケットボールの育成について、意見を交し合う講師(パネリスト)とファシリテーター
クリニック1日目の第1部では、倉石平氏(早稲田大学バスケットボール部総監督、JBA指導者育成委員会委員長)による「ゴールデンエイジのコーディネーショントレーニング ~スペイン・南米を参考に~」と題し、バスケットボール競技における導入・ゴールデンエイジに対応したトレーニングのアイデアや、小学校4年生~6年生のためのトレーニングの紹介が行われました。
また、第2部では、日高哲朗氏(千葉大学教育学部教授、JBA 指導者育成委員会副委員長)により、ボールハンドリング技能・フットワーク・状況判断などのドリルを、それぞれの技術にも触れながら紹介を行いました。
そして、第3部では清水良規氏(パナソニックトライアンズ監督、JBA 男子強化部会部員、元男子日本代表ヘッドコーチ)により、日本のトップリーグ(JBL)で実践されている、ディフェンス戦術論や個人オフェンススキルについての紹介が行われました。
クリニック2日目の第1部では、「未来を見据えたジュニアコーチの役割 〜スポーツ空間の演出者〜」と題し、日高氏によりバスケットボールコーチング哲学についてお話をいただきました。
また、第2部では「他国のゴールデンエイジ育成環境~スペイン・南米・アメリカの紹介~」と題して、倉石氏により世界と日本のバスケットボール事情について映像をまじえながらの講義が行われました。
そして第3部では、「今後の日本バスケットボールの育成はどうあるべきか」をテーマに、清水氏・日高氏・倉石氏の講師3名の他に、大滝和雄氏(JBA育成部長)、佐々木三男氏(JBAエンデバー委員長)をパネリストとして迎え、山本明氏(JBA 指導者育成委員会委員、エンデバー委員会副委員長、男子強化部会部員)がファシリテーターとなり、パネルディスカッションが行われました。
今回のクリニックでは、北海道から山口県までおよそ200名の受講者に参加していただきました。お集まりいただいた受講者の皆さん、また開催にあたってご協力いただいた地元関係者・スタッフの皆さん、ありがとうございました。
JBA主催のコーチクリニックは2012年3月中旬に、今年度2回目となる愛知県会場での開催を予定しております。詳細が決まり次第、またお知らせいたします。
このように、JBAでは、これからも日本のバスケットボール指導者の資質と指導力の向上につながる、指導者養成事業を展開していきたいと考えております。今後とも皆様のご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。