第36回男子ウィリアム・ジョーンズカップ 第6日目 ハヤブサジャパンはエジプトに55-69で敗れるも手応えを実感
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2014年8月14日
強気のドライブなどから17点を挙げた#12比江島 慎選手
開き直って臨んだ#13田中 大貴選手は13得点と活躍
「ディフェンスのアグレッシブさがなく、オフェンスはもう少し仕掛けを早くしたかったのですが、アウトサイドシュートばかりのプレイになって、シュートセレクションが良くありませんでした」と、長谷川 健志ヘッドコーチが振り返った前半のプレイ。4-0とリードした後、シュートが決まらず10点差に開かれてしまいます。第2ピリオドには、#12比江島 慎選手が積極的にドライブを仕掛けて得点を重ねましたが、22-35と13点差に引き離されて前半を終えます。
#6永吉 佑也選手、#12比江島 慎選手、#13田中 大貴選手、#14張本 天傑選手、#16富樫 勇樹選手と24歳以下のラインナップで後半に突入。「アグレッシブかつ早い展開を出してくれたことで、シュートセレクションが良くなり、シュートも決めてくれました」と長谷川ヘッドコーチは言います。比江島選手、田中選手が次々と得点を挙げると、富樫選手の3Pシュートも決まり、さらに永吉選手と張本選手がリバウンドを頑張って得点を挙げます。しかし、エジプトにしっかり決め返され、38-52と14点リードされて最終ピリオドへ。序盤に2連続3Pシュートを決められましたが、気持ちを折ることなくディフェンスから反撃を目指すハヤブサジャパン。#4渡邉 裕規選手、本日17得点を挙げた比江島選手が連続3Pシュートを返し、10点差まで迫ります。しかし、「やっぱりリバウンドはまだまだであり、無駄なファウルが多かったです」と、長谷川ヘッドコーチが挙げた課題点が失点につながり、55-69で敗れました。
6連敗を喫しましたが、「日本が目指すバスケットが、後半は良い形で見えてきました」と長谷川ヘッドコーチは手応えを感じています。選手たちも同じであり、田中選手が「これまでの試合より、ディフェンスでは機動力を出してプレッシャーをかけることができ、オフェンスも早い展開に持っていくことができていたと思います」と言えば、張本選手も「ディフェンスをアグレッシブに、ディナイしてターンオーバーを誘うこともでき、少しずつですが納得のいくプレイができています」と話していました。「負けが続いて苦しい部分もありますが、そこはしっかり開き直って一つずつ試合に集中して臨むようにしています。今日の試合でも反省点は見つかったので、次の試合で克服できるように頑張るだけです」と田中選手が話すように、残る3試合でより良いプレイを目指します。
明日、8月15日(金)は、予選ラウンド最終戦となるアメリカ選抜と18:00(現地時間 17:00)より対戦します。この試合経過はFIBA Live Statsにてご覧いただけます。
■8月14日(木) 第6日目 試合結果
日本 ● 55-69 ○ エジプト
アメリカ選抜 ○ 86-56 ● チャイニーズ・タイペイB
ヨルダン ● 52-59 ○ 韓国
イラン ● 76-84 ○ チャイニーズ・タイペイA