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日本代表

第2回東アジア選手権大会 予選ラウンド第1戦 vsチャイニーズ・タイペイ

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2011年6月10日

第2回東アジア選手権大会初戦、チャイニーズ・タイペイと対戦は、大接戦の末、74-75で今大会黒星スタートとなった

川村選手がチームハイの28得点を挙げるも、勝利には一歩及ばなかった

 第2回東アジアバスケットボール選手権大会 兼 第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 東アジア地区予選が6月10日(金)より開幕し、男子日本代表チームにとって、今年度初となる公式戦がスタートしました。予選ラウンド初戦の相手は、昨年のジョーンズカップ、アジア競技大会にて3戦し、3連勝しているチャイニーズ・タイペイ。

 試合前のミーティングで、トーマス・ウィスマンヘッドコーチは「マンツーマンディフェンスからしっかり守って、オールコートのトランジションバスケットをしながらゲームを支配していこう。そして、プライドを持って戦おう」と話し、選手たちをコートへ送り出しました。

 立ち上がりは、どちらも動きが固く、思うように得点が決まらない試合展開。第2ピリオド中盤になり、ようやく#7石崎、#9川村の3Pシュートが決まり、32-27と日本が5点リードして前半を折り返す。
 後半に入ると一転、チャイニーズ・タイペイが1on1からリズムをつかみ始め、第3ピリオド残り2分49秒、相手のフリースローが決まり41-43と逆転される。さらに、終了間際に放ったロングシュートがブザービートで決まり、一気に流れはチャイニーズ・タイペイへ。勝負のかかった最終ピリオド、日本もその勢いに押されることなくアグレッシブに攻め、どちらも譲らない激しい攻防が続く。一進一退のクロスゲームとなる中、チャイニーズ・タイペイは#13LUが3Pシュートを皮切りに得点を重ね、68-73と5点リードする。ここですかさず日本はタイムアウトを要求。「日本を代表してここでプレイしているんだぞ」と、ウィスマンヘッドコーチが選手たちを鼓舞し、その期待に応えるように相手を24秒バイオレーションに押さえ込むディフェンス、そして#9川村の3連続得点で残り3.6秒、74-73と逆転に成功。これで勝負が決まったかと思われたが、すぐさまチャイニーズ・タイペイは、#11CHENが強引ドライブなドライブからファウルをもらい、フリースローのチャンスを得る。そのフリースローを確実に2本とも沈め、残り0.8秒74-75。最後のワンチャンスに賭けるも、シュートまでに至らず万事休す。悔しい1点差で敗れ、今大会黒星スタートとなった。

 「自分たちが相手に良いリズムのバスケットをやらせてしまい、最後まで相手の勢いを止められませんでした。全ては自分たちが招いたミスです。どのチームと戦う時でも、自分たちがゲームを主導権を握る気持ちで、もっと意識してゴールに向かって行くことが重要です。次の試合に勝たなければ話になりません。しっかり反省し、気持ちを切り替えて次戦に備えます」と、試合を終えた#9川村選手は試合を振り返りました。

 本日は、日本戦の前に、韓国vsホンコン・チャイナ戦が行われ、134-47で韓国が圧勝しました。

 明日、日本は休息日となり、次戦は6月12日(日)14:00(日本時間15:00)より、予選ラウンド第2戦、モンゴルと対戦します。
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