第89回天皇杯・第80回皇后杯(オールジャパン2014) 第2日目 男女2回戦 -シード校が順当に勝ち進み、ベスト16が決定-
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2014年1月2日
19点を挙げた豊田通商名古屋#11神津 祥平選手
拓殖大学を破った桜花学園高等学校は3回戦進出
拮抗した試合が続いた2回戦。昨年、レバンガ北海道に勝利し、大学にシード枠をもたらせた青山学院大学はNBDL2位の豊田通商ファイティングイーグルス名古屋と対戦。青山学院大学が52-42とリードして前半を終えます。しかし、後半に入ると豊田通商名古屋#1宮崎選手、#11神津選手が次々と得点を重ね(ともに19得点)、さらに#8岩鶴選手が4本の3Pシュートを沈める活躍で93-85、豊田通商名古屋が逆転勝利し2回戦突破。
高校3冠を果たした桜花学園高等学校がリードしていた前半。後半開始2分、#17安間選手の3Pシュートで40-38と逆転に成功した拓殖大学。追う形となった桜花学園でしたが、第4ピリオド開始早々に同点。さらにリバウンドで上回りチャンスを広げた桜花学園高が74-68で競り勝ち、大学生に勝利。明日は同じ名古屋のトップチームである三菱電機 コアラーズに挑みます。
男女トップリーグが苦戦した第2試合。NBL9位熊本ヴォルターズは第3ピリオド、九州電力にリードを許す展開。しかし終盤に一気に点差を引き離した熊本が、84-69で初出場となったオールジャパンの初戦を白星で飾りました。WJBL日立ハイテク クーガーズを苦しめたのは専修大学。残り3分までシーソーゲームが続く中、#7小笠原選手の3Pシュートで4点差にした日立ハイテクが最後に振り切り、64-58で辛勝。
会場で発売されているプログラムの表紙に登場する12選手の中で、唯一2回戦から登場したのは田臥勇太選手率いるリンク栃木ブレックス。同じNBLの日立サンロッカーズ東京と対戦。リーグ戦直接対決4連勝の戦績通り、82-76でリンク栃木が勝利し3回戦へ。明日は対戦成績2勝2敗のレバンガ北海道と対戦します。
■男子2回戦
青山学院大学 ● 85-93 ○ 豊田通商ファイティングイーグルス名古屋
明治大学 ○ 83-82 ● 拓殖大学
東京エクセレンス ○ 100-78 ● 日本無線
天理大学 ● 48-77 ○ 石川ブルースパークス
九州電力 ● 69-84 ○ 熊本ヴォルターズ
兵庫ストークス ○ 83-48 ● アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城
リンク栃木ブレックス ○ 82-76 ● 日立サンロッカーズ東京
TGI・Dライズ ● 48-84 ○ 千葉ジェッツ
■女子2回戦
拓殖大学 ● 68-74 ○ 桜花学園高等学校
愛知学泉大学 ● 59-68 ○ トヨタ紡織 サンシャインラビッツ
日立ハイテク クーガーズ ○ 64-58 ● 専修大学
山形銀行 ● 65-72 ○ 大阪人間科学大学
アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス ○ 79-71 ● 羽田ヴィッキーズ
大阪体育大学 ○ 76-59 ● 山形大学
鶴屋百貨店 ● 72-79 ○ 早稲田大学
山梨クィーンビーズ ○ 64-62 ● 白鴎大学
男女3回戦が行われる明日、1月3日(金)。会場は国立代々木競技場第1・第2体育館、大田区総合体育館の3会場となり、8つのシードチームが登場します。昨年の優勝チームであるトヨタ自動車 アンテロープスの初戦の相手は大阪人間科学大学。この試合の前に、皇后杯返還式が行われます。WJBL1位のJX-ENEOSサンフラワーズは、早稲田大学と初戦を迎えます。
昨年は女子8つのシード枠のうち、WJBL以外に大学1位と高校選手権の2つが占拠。そのうちの一つをトヨタ紡織 サンシャインラビッツが大阪体育大学を破ったことで、1枠を奪い返しました。そして今年もトヨタ紡織は、第8シードで登場する大学1位・松蔭大学と対戦。トップリーグとしての意地を見せる戦いとなります。
男子はインカレを制した東海大学が3回戦から登場し、石川ブルースパークスと対戦。勝った方が8強に入るため、必然的に来年もNBL以外のチームがシードされることがすでに決定しています。初のオールジャパンとなる和歌山トライアンズ(vs 千葉ジェッツ)、つくばロボッツ(vs 明治大学)。NBL1位のアイシンシーホース三河は熊本ヴォルターズとのNBL同士の対戦となります。
ベスト8が決まる戦いをぜひ会場でご覧ください。