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平成25年度男子ユニバーシアード日本代表チーム 第5次強化合宿開催報告

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2013年6月25日

1on1を仕掛けてディフェンスを崩してチャンスメイクする藤井 祐眞選手

積極的にゴールへ向かう河上 宗平選手

 平成25年度男子ユニバーシアード日本代表チームは、6月20日(木)~23日(日)の期間、味の素ナショナルトレーニングセンターで第5次強化合宿を実施。初日は日本代表とのスクリメージが行われ、これまで強化してきた成果を試しました。そこで見つかった課題を残る期間で強化する4日間となりました。

 「第27回ユニバーシアード競技大会」では、メキシコ、ルーマニア、セルビア、フィリピン、モンゴルと世界各国のチームと予選ラウンドでの対戦は決まっています。さらに、「一生懸命ハッスルして、見ている人に感動を与えるようなプレイをしよう」と、長谷川 健志ヘッドコーチは選手たちに伝えました。大学生だけで構成された男子ユニバーシアード日本代表選手たちは、今後も大学リーグや日本のバスケットボールを盛り上げていく精鋭たちでもあります。長谷川ヘッドコーチから技術はもちろんですが、気持ちの部分で足りないところも言葉で補われながら、日々成長しています。

 これまでのチーム状況について、キャプテンに任命された藤井 祐眞選手(拓殖大学 4年)は「まだ声を出すことなど盛り上げる部分では少し足りなかったり、ヘッドコーチから言われて気付くことも多いですが、チームの状況はだいぶ良くなってきています。一人ひとりが意識を持って練習から取り組むことができ、良い雰囲気が生まれつつあります」と、その成長を実感しています。 また、所属チームとは違う長谷川ヘッドコーチの下でプレイすることについては、「普段とは全然違うバスケットをしているので、いろいろと勉強になります。上手い選手たちといつも練習をして、長谷川さんからも上手くなるための技を教えてもらっていますので、自分のためになります」と感想を述べました。ウインターカップ2008の2回戦で大会史上最多得点となる79点を挙げた藤井選手(当時、静岡県・藤枝明誠高校)。その得点力にも期待が高まりますが、「一人で打開できれば一番良いですが、サイズがある世界を相手にしたら難しいと思います。自分らのような小さいチームが、どれだけトランジションで走っていくバスケットをどれだけ出せるかが試してきたいです」と、本番へ向けてやるべきことを話してくれました。

 7月6日から始まる「第27回ユニバーシアード競技大会」まであと2週間を切りました。今週は全競技の日本代表選手が集まる結団式も行われます。残り少ない期間ですが、しっかり日本人としての長所を伸ばしながら、戦う集団となれるように強化を進めていきます。
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