第4回FIBA ASIAカップ 準決勝 日本はカタールを73‐66で下し、2大会連続決勝進出
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2012年9月22日
相手のエースを抑える仕事人#9栗原 貴宏選手
笑顔でファンの前に立てるように優勝を目指すハヤブサジャパン
「前半からお互いにディフェンスが良く、なかなか得点を獲ることができませんでした」と#10竹内 公輔選手(トヨタ自動車アルバルク)が話すように、どちらもシュートが入らずロースコアな展開となった立ち上がり。初戦は不在だった#12 JOHNSON III選手が起点となるカタール。「今日は徹底的に#12JOHNSON III選手を苦しめる約束事を作りました」と、鈴木 貴美一ヘッドコーチ。マッチアップする#9栗原 貴宏選手(東芝ブレイブサンダース)は、「最初の出だしで気持ちよくシュートを決められてしまうと相手を乗せてしまうと思ったので、タフショットを打たせたり、抜かれたら思いっきりファウルをしてでも止めようと思ってディフェンスしました」と話すように、開始からしっかり抑え前半はフリースローから1点しか与えないグッドディフェンス。第2ピリオドに入るとルーズボール、リバウンドに飛び込んでリズムをつかんだ日本の得点が動き、#10竹内選手のダンクシュートで30-19、11点リードして前半終了。
後半に入り、どちらも譲らず得点を獲り合う第3ピリオドを凌ぐも、第4ピリオドはカタールが追い上げてきます。#11SAEED選手らに3Pシュートを決められながら徐々に点差を詰められ残り1分28秒、#13MOHMMED選手のバスケットカウントで67-61、日本のリードはたった6点。残り時間が迫る中、もう一本欲しいところで#10竹内選手がジャンプシュートを決め、73-66で逃げ切って勝利。2大会連続2回目の決勝進出を決めました。
「今は決勝に進出できて、すごいうれしい気持ちでいっぱいです。日本にとって今日は価値のある勝利だと思います」と決勝進出に喜びつつも、「明日のイラン戦も2戦目であり、今日と同じように#14が起点になって攻めてきますので、そこをみんなで抑えつつ、今度はインサイドの選手もしっかり抑えて勝ちます」と、#10竹内選手は意気込みを語りました。
敗れたカタールの指揮官であるトーマス・ウィスマンヘッドコーチは、「ストレングス&コンディショニングトレーニングを強化しており、素晴らしいチームです。そして、若い選手たちの強くなっている印象を受けました」と称えました。
決勝は、今大会唯一黒星を喫したイランと再戦。エースをマークする仕事人#9栗原選手は、「ジョーンズカップでのイラン戦で出場機会がなかった分、予選ラウンドで初めて#14バハラミ選手をつきましたが、前半でファウルをしてしまいました。決勝ではファウルをしないことを意識しながらも、起点となる選手なので体を張ってしっかり守って、好きなようにはやらせないように頑張ります」と話し、気を引き締めて最終戦での勝利を目指します。
■第8日目(9月21日) 準々決勝 試合結果
5-8位決定戦 ●ウズベキスタン 76-86 チャイニーズ・タイペイ○
5-8位決定戦 ●レバノン 63-78 中国○
準決勝 ○イラン 77-60 フィリピン●
準決勝 ●カタール 66-73 日本○
今シーズンの男子アジアバスケNo.1決定戦は、最終日。最後に勝ったチームが、来年2013年FIBA ASIA世界選手権の出場権を獲得します。テレビ放送はJ SPORTS 2にて18:00より録画放送となります。歓喜の瞬間をともに分かち合えるよう、全力を尽くします。ぜひ、会場で一緒に戦い、一緒に優勝を目指しましょう。ご声援よろしくお願い致します。
■最終日(9月22日) 試合日程
9:00~ 7位決定戦 ウズベキスタン vs レバノン
11:30~ 5位決定戦 チャイニーズ・タイペイ vs 中国
14:00~ 3位決定戦 フィリピン vs カタール
16:30~ 決勝 イラン vs 日本