第4回FIBA ASIAカップ 第3日目。2連勝中の日本は、明日のインド戦へ
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2012年9月16日
インドのキープレイヤーである#5GREWAL選手
会場を盛り上げたフィリピンファン
現在開催中の「FIBA ASIA カップ」の参加資格は、開催地(日本)、昨年のFIBA ASIA選手権優勝国(中国)と2位(ヨルダン/西アジア)と3位(韓国/東アジア)が所属するサブゾーンから各1チーム(西アジア→イランと東アジア→チャイニーズ・タイペイ)、それ以外に各サブゾーン代表1チームの計10チームが出場。今大会は来年開催される「第27回FIBA ASIA選手権」(2014年FIBA世界選手権アジア予選)へつながる試合であり、世界の扉を開く最初の大会でもあります。今大会で優勝すると、その「FIBA ASIA 選手権」出場権を獲得できます。もう1枠出場が決まっているのは開催国ですが、これは開催地はまだ未定です。それ以外の14チームは、アジアを6つに分けたサブゾーンでの予選大会で出場権を賭けて争います。
各サブゾーン(出場国数/FIBA ASIAカップ参加国) → 第27回FIBA ASIA選手権出場枠
・東アジアサブゾーン(8カ国/中国・日本・マカオ・チャイニーズ・タイペイ)→2+α
・東南アジアサブゾーン(10カ国/フィリピン)→2+α
・南アジアサブゾーン(8カ国/インド)→1+α
・中央アジアサブゾーン(5カ国/ウズベキスタン)→1+α
・西アジアサブゾーン(7カ国/イラン・レバノン)→2+α
・湾岸サブゾーン(6カ国/カタール)→2+α
各サブゾーンでの予選を経て「FIBA ASIA 選手権」への出場枠は、現段階では1~2枠と狭き門になっています。日本が属する東アジアサブゾーンには、昨年の「FIBA ASIA 選手権」優勝チームである中国と3位韓国がおり、現在ある2枠では世界に出る前段階の東アジアサブゾーン予選から非常に厳しい戦いが強いられます。そこで、日本は今大会で優勝して早々に「FIBA ASIA 選手権」の出場を決めるか、2~5位に入って「+α」となっているサブゾーンの出場枠を加算する必要があります。東アジアサブゾーンからは4チームが出場していますので、例えば日本、中国、チャイニーズ・タイペイの3チームが2~5位に入ると3枠も増やすことができ、現在2つしかない「FIBA ASIA 選手権」の出場枠を5つに拡大することができます。東アジアもさることながら、西アジアゾーンもイラン、ヨルダン、レバノンと強豪ひしめく厳しいエリア。インドのように経験を積むことを目標にするチームもあれば、必死に「FIBA ASIA 選手権」出場権、または厳しいサブゾーンでの出場枠を増やすために必死で来るチームもあります。もちろん日本にとっても、世界の舞台へつなげるためにはとても大切な大会です。
会場となる大田区総合体育館は、今年6月30日にオープンしたばかりです。今シーズン、JBLのトヨタ自動車アルバルクや日立サンロッカーズ、bjリーグ・東京サンレーヴスがホームゲームで使用する会場でもあります。京急線「梅屋敷駅」から徒歩5分、急行などが止まる「京急蒲田駅」東口から徒歩7分と駅からほど近い好立地。明日は祝日ですので、多くの方に会場へお越しいただき、ハヤブサジャパンを世界へ導くためにもご声援をよろしくお願い致します。
■第3日目(9月16日)試合結果
●インド 88-113 チャイニーズ・タイペイ○
○フィリピン 85-50 ウズベキスタン●
●中国 69-89 レバノン○
○イラン 85(OT)75 カタール●
※OT=延長戦
本日の結果により、日本は準々決勝進出を決めました。最終戦イランvsカタールは、今大会初の延長戦にもつれ込んだ接戦を最後はイランが抜け出し2連勝。3日目を終えて、予選ラウンド両グループの中で、無敗のチームは日本とイランのみとなりました。明後日9月18日(火)に行われる予選ラウンド最終戦での直接対決が楽しみになります。そのためにも、明日のインド戦は負けられません。
■第4日目(9月17日)試合予定
11:30 マカオ vs フィリピン
14:00 ウズベキスタン vs 中国
16:30 日本 vs インド
19:00 チャイニーズ・タイペイ vs イラン