ハヤブサジャパン 平成24年度男子日本代表チーム 第11次強化合宿開催報告
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2012年9月7日
ジョーンズカップでの経験を自信に持って練習に励む若手選手たち
選手やチームが成長するために招集された#12 桜木 ジェイアール選手
この合宿を迎える前に、第4回FIBA ASIAカップ 日本代表選手 出場メンバー12名が発表。今年度の最終メンバーが確定し、ジョーンズカップで見えた課題点である「もったいないパスミスの改善」「ファストブレイク時の動き方の修正」「リバウンド」の3点を徹底的に克服する合宿となりました。ジョーンズカップを経験し、「得点も獲れましたし、フィジカル面でも相手に適わないとは思いませんでしたし、自分でもうまくやればできるという手応えは感じられました。課題点もありましたが、逆にもっともっと上手くなれる要素があると思いました。さらなるやり甲斐を感じています」と#4 古川 孝敏選手(アイシンシーホース)は話し、#9 栗原 貴宏選手(東芝ブレイブサンダース)もまた、「相手のエースや起点となる選手をマークする機会も多く、実際に試合をする前までは、初めて各国代表チームの選手対戦することでフィジカル面などでの不安がありました。しかし、実際にディフェンスをしてみたら、一人でできたわけではありませんが、我々が目指すチームとして守ることができたという実感はあります」と話しており、しっかりと手応えを感じ、自信を持って合宿に臨んでいます。
<b>「FIBA ASIA カップで勝つために」と鈴木 貴美一ヘッドコーチが言うように、この合宿より#12 桜木ジェイアール選手(アイシン シーホース)を招集。もう一つの理由は、「桜木選手がいることで他の選手たちが成長することと、さらにそれぞれのプレイが活きるということをテーマにしています。若い選手たちが桜木選手に頼っていては何も進歩がありません。今回のスクリメージを見ても、桜木選手は周りの選手を使っていますし、他の選手たちも桜木選手を起点にしながら、思い切って攻めてくれていたので良かったです」と鈴木ヘッドコーチは話します。同時に、「桜木選手と公輔選手は4年間一緒にプレイしていたこともあり問題ありません。他の選手たちもしっかりコミュニケーションを取り合い、桜木選手との良いケミストリーが生まれるかどうかが、勝敗を左右するかもしれません」とも話しており、不安要素ともなり得るコミュニケーションに関して、現段階では鈴木ヘッドコーチが介入せず、選手たちの自主性に任せていました。
同ポジションの#8 太田 敦也選手(浜松・東三河フェニックス)は、「桜木選手が入ってきてパスが回るようになり、オフェンスのバリエーションが増えたと感じています。そこは僕も見習って、自分自身でも同じようなプレイができるようにしたいです。見て盗んで、学ぶことが多いです」と話し、大学生から選出された#5 田中 大貴選手(東海大学3年)もまた「ガード陣ら上のポジションにいる3人がしっかりとスクリーンをかければ、桜木選手が空いている選手にボールをうまくさばいてくれます。パスしてくれた時にしっかり決められるようになれば、桜木選手からの信頼を勝ち得ることになります」と感想を述べ、選手たちにとっては良い刺激となっています。
その桜木選手が感じたこのチームの印象について、「若い選手がたくさんおり、将来を見据えてチームを作っている段階であると感じています。その中で僕のようなベテランが入ることで、これまでの経験を伝えたり、コート上でも良いバランスを作れるように、このチームに求められている役割に徹したいです。日本代表に選ばれたこと自体が光栄ですし、日本の代表として自分ができることに対してベストを尽くすだけです」と話し、積極的にチームに溶け込めるように、桜木選手からもコミュニケーションを図っていました。
「第4回FIBA ASIA カップ」での目標を「まずはベスト4以上。モチベーションを保つためにも現実的な目標を掲げました」と、鈴木ヘッドコーチは言います。しかし#14 金丸 晃輔選手(パナソニックトライアンズ)は「優勝を目標にしています」と当たり前のように話し、「オリンピックに行くための新しい第1歩だと思いますので、しっかりディフェンスから流れをつかんで優勝を目指します」と#6 比江島 慎選手も意気込んでいます。
次回、第12次強化合宿は9月9日(日)から始まり、そのまま「第4回FIBA ASIA カップ」に突入します。このチームの特徴は、激しくディフェンスをし流れをつかんで、その勢いに乗ってアグレッシブに攻めることです。攻守に渡って諦めずに積極的に動き、躍動感溢れるハヤブサジャパンの活躍をぜひご覧になってください。皆様のご来場をお待ちしています。
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