【ロンドン2012パラリンピック特集】 ハヤテジャパン 白丸 文明選手
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2012年8月23日
8月29日(水)にイギリス・ロンドンで開幕する“パラリンピック”へ出場する車椅子バスケットボール男子日本代表チーム「ハヤテジャパン」。
日本初参加となった1964年東京パラリンピック以来、11大会連続出場中の車椅子バスケットボール男子日本代表チーム。これまでの最高成績は1988年ソウル大会、そして前回2008年北京大会の7位。強化合宿や海外遠征を重ねてきたハヤテジャパンの目標は、準々決勝の壁を乗り越えベスト4進出。さらにメダル獲得を目指します。
宮城MAXが中心となり、さらに北京パラリンピック経験選手も多く、長い年月をともに過ごした分、チームワークは抜群。スピードを活かした疾風(ハヤテ)の如く、世界の強豪に立ち向かいます。
ハヤテジャパンを率いる岩佐 義明ヘッドコーチ、日本代表12名全選手のロンドンパラリンピックへ向けた意気込みをご紹介します。
#12 白丸 文明選手 (ワールドBBC) クラス3.5/35歳
─ 海外遠征で見えた課題点を、この最終合宿でどう調整していますか?
日本は高さがない分、どれだけディフェンスをがんばって相手のハイポインターを押さえることができるかが課題です。それに対して、どう守るべきかを自分なりに考えて、その選択肢を増やすことをこの合宿で行っています。チームとしては、最後の調整段階まできており、ディフェンスとオフェンスとその間の中盤でのボールのつなぎ方や運び方をもっと緻密にみんなでやっていければ、より良いチームになると思っています。
─ 最終合宿を終えると次は出発まで集まる機会はありませんが、選手それぞれはその間にどのような準備をしておく必要があるでしょうか?
もちろん自分の中で海外の相手と試合をしているイメージをつけないことには、世界のトッププレイヤーには勝てないと思います。それは日本代表として、これまでと同じようにパラリンピックでの戦いをイメージして準備しています。
─ 日の丸を背負って戦うことに対してどのようなことを意識していますか?
全国トップの12名に入っている日本代表選手として、他のバスケットボール選手たちや応援してくれる方々のためにも全力を尽くさなければいけません。自分らが悔いの残らないように最大限の力を出してきます。
─ 初めてのパラリンピックへ向かうにあたって、楽しみにしていることなどはありますか?
このメンバーの一員に選ばれたことを光栄に思いますし、このメンバーでどこまで世界を相手に食らいついていけるかが一番楽しみにしていることです。
─ このチームの特徴は?
ディフェンスが良いチームです。オフェンスには藤本選手という柱がおり、そこを起点として他の選手たちも得点を獲れるようになってきています。そこがかみ合えば、さらに良いチームになっていきます。
─ ロンドンパラリンピックへの意気込みを!
チームが掲げる目標であるベスト4はもちろん、その中で自分がどれだけ仕事をできるかが重要です。チームの勝利に貢献できるよう頑張ってきます。