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第2回FIBA U-17女子世界選手権大会 予選ラウンド第5戦 オーストラリアに敗れ4勝1敗。準々決勝は明日、ベルギー(A4位)と対戦

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2012年8月23日

大会直前に怪我をした萩尾 千尋選手から変わってエントリーした#10森田 菜奈枝選手。長身選手が揃うオーストラリア相手に果敢に攻め続けた

1年生の#13三木 里紗選手は10得点をマーク

 「第2回FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会」は大会第6日目。昨日ヨーロッパの強豪・スペインを打破し、4連勝でグループB1位通過を決めた日本は、予選ラウンド最終戦をオーストラリアと対戦。

 日本のスタートは#4中村、#5畠中、#6馬瓜、#8山田、#11井澗。立ち上がり、日本は#4中村のレイアップシュートで先制すると、続けて#6馬瓜のポストプレイ、#5畠中と#8山田の連続3Pシュートが決まり、開始5分で15-0とスタートダッシュを切ります。その後、ベンチメンバーを送り込むと、交代した選手がすぐさま活躍を見せます。しかしオーストラリアも、高さを生かしたインサイドプレイで残り2分28秒、オーストラリア#9にフリースローを2本決められ34-34の同点に追いつかれます。さらに続けて#12に逆転ゴールを決められ、日本は我慢の時間帯へ。34-42、日本8点ビハインドで前半終了。

 後半、追い上げたい日本は#9宮崎、#10森田、#7永井がスピードを生かした攻撃を仕掛け、得点を重ねていきます。しかしオーストラリアの勢いが止まらず、高さのある#13、#15にジャンプシュートやドライブインで次々とシュートを決められ、オーストラリアペースへ。50-74、日本は24点ビハインドで最終ピリオドに入ると、日本は持ち味のディフェンスから、#15加藤が果敢な攻めからファウルをもらい、フリースローを決め、流れを呼び込みます。さらには速攻も出て、さらには#12赤穂のリバウンドシュート、#14田中のドライブイン、#13三木の3Pシュートと1年生が活躍を見せます。だが高さで勝るオーストラリアからリバウンドを取ることが出来ず、徹底的にインサイドで攻められ、試合終了。最後までゴール下を支配された日本は、66-100で敗れ、初黒星となりました。

 予選ラウンド最終戦を敗れるも、日本はグループBを1位通過で準々決勝進出。次戦、日本は1日休息日を挟み、8月24日(金)16:45(現地時間)より、グループA4位のベルギーとベスト4を賭けて対戦します。

 前回大会の5位以上を目指して合宿に励んできた日本は、次の準々決勝がまず最初の山場となります。大会直前に行なった練習試合では10分を3本行い、61-49で勝利した相手ですが、お互い戦術をわかっている相手だけに、またこの世界の舞台のため何があるかわかりません。
 日本の武器であるプレッシャーディフェンスを40分間集中切らさずに行い、強い気持ちで勝利をとりにいきます。

 なお、大会公式サイト(英語)では、試合の経過を伝えるFIBA STATSにて速報配信をしています。
 引き続き、女子U-17日本代表チームへのご声援をお願いいたします。
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