ハヤブサジャパン 平成24年度男子日本代表チーム 第6次強化合宿開催報告
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2012年7月23日
国際大会で勝てるチームとしてのシステムを教える鈴木ヘッドコーチ
得点力も期待されるPGである渡邊選手(左)と比江島選手(右)
練習中の5on5によるスクリメージでは、高確率でアウトサイドシュートが決まり、インサイド陣もアグレッシブに攻め、10分ゲームにも関わらず25点を超えました。あまりのシュート確率の良さに鈴木 貴美一ヘッドコーチも驚いていましたが、「体ができてきたので、シュートも入るようになった」と、その要因を説明。ストレングス&コンディショニングコーチの小山 孟志コーチに伺うと、「この合宿で測定したマルチステージシャトルランテスト(走力テスト)の記録も伸びており、ゲーム中でもしっかり走れるようになってきました」と答えていただき、選手たちのコンディションは確実に上向いています。
ゲーム中、5連続3Pシュートを決め、惜しくも決まりませんでしたがショーン・ヒンクリー選手へのアリウープパスも見せた渡邉 裕規選手(パナソニックトライアンズ)。「今までやってきたことを変えずに、その中でもいかに仲間たちのプレイを理解していくかが大切です。選手それぞれの良いところを見失わないようにし、元々ポテンシャル高い選手ばかりですので、思いっきりプレイすることが大事です。本当にこのチームは楽しみです。みんな前向きですし、練習をしていても楽しいです」と、上向きであるチーム状況を話してくれました。
JBL、bjリーグ選手たちのコンディションが上がってきたことで、「これまでの合宿では対等以上にできていた大学生も壁に当たってきています。しかし、その中でも比江島選手(青山学院大学 4年)や田中選手(東海大学 3年)は良いプレイを見せてくれています」と話す鈴木ヘッドコーチ。日本代表ではPGにコンバートされた比江島 慎選手(青山学院大学 4年)は、「正直言うと、PGをやりたくはなかったです。パスを出すことだけは向いているかもしれませんが、チームをまとめたり、試合を作ることに関しては全く自信がありませんでした。でも、経験して行くにつれて手応えを感じていますし、今では苦では無くなってきています」と話し、PGの楽しさが芽生えてきたようです。
9月14日(金)から開幕する「FIBA ASIAカップ2012」(9月14日~22日)へ向けて、チーム力を高めています。「日本で開催される大会ですので絶対に出場したい」と言うショーン・ヒンクリー選手(リンク栃木ブレックス)を始め、同じように全選手が思っていることであり、今後はチーム内の競争も激しさを増していきます。
次回、第7次強化合宿は、7月26日(木)よりを開催します。