【世界最終予選特集】 GO FOR OLYMPIC 藤吉 佐緒里選手
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2012年6月18日
いよいよ、6月25日から「FIBA女子オリンピック世界最終予選(ロンドンオリンピック世界最終予選)」がトルコ・アンカラにて開幕します。
3月14日より始動したハヤブサジャパン 女子日本代表チームは、4月1日より本格的に強化合宿をスタート。国内合宿、アメリカ遠征、女子日本代表国際親善試合、トルコ遠征を行い、準備をしてきました。合宿や遠征の成果、これから始まる世界最終予選世界最終に向けて、ハヤブサジャパン全15選手の意気込み、ロンドンオリンピックに賭ける想いをご紹介します。
藤吉 佐緒里 (シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)
ー 最終合宿を迎え、チーム力は上がってきていますか?
やることはみんな一緒ですので、それをどれだけ徹底できるかだと思っています。できていない点に関しては周りが指摘することで、全員の意識が自ずとひとつに向いて行くと思っています。その点は、前回の合宿よりも良くなっていますし、練習中から声を出すなどにもあらわれてきています。
- 日本代表に対する想いは増していますか?
やっぱりこれまで以上に強い気持ちで取り組めていますし、まだまだ足りない部分もありますので、練習中からもっと自覚を持って臨まないといけません。強い気持ちを持って攻めたり、ディフェンスをもっと厳しくついたりなど、ひとつひとつのプレイに対する厳しさが足りないので、もっと突き詰めていきたいです。
- これまで強化合宿を重ね、海外のチームと対戦してきましたが、自分の中で自信になっている点は?
ドライブで果敢に攻めたことで良い流れをつくれた部分があり、自分としては自信になっています。コーチからはファウルをもらうつもり攻めろと言われていましたので、トルコ遠征の時はシュートよりもまずはドライブで強く攻めようということを意識してゲームに入っていました。そのおかげか、自分のマークマンをドライブで抜くことができたという手応えは感じています。今、世界最終予選で対戦するチームにアジャストするための練習を行なっていますが、積極的に1on1に行くことを練習中でも意識して取り組んでいます。
- チームとして課題となるリバウンドについて、どう克服していくべきだと考えていますか?
練習中の日本人同士の時から、自分がもっと積極的にボールに絡んでいかなければいけません。海外の選手と対戦すると、どうしてもリバウンドの部分が弱いです。ただ単に身長が低くて獲られているわけではなく、ボックスアウトが徹底できていない部分もあります。練習中からもっとオフェンスリバウンドに飛び込まないと本番でもうまくいきませんので、そこは意識しています。外国人だと押さえていても押し返されて中に入られてしまいますので、その部分は徹底して練習しています。以前よりも意識的には向上しています。
- オリンピック出場へ向けた意気込みを!
オリンピックの切符を勝ち獲るために、今まで厳しい合宿や海外遠征を行なってきました。その努力に実らせるためにも、絶対にオリンピック出場権を獲りにいきます。
- ファンの皆さんへメッセージ
自分の役割を把握して、その仕事を全うできるように全力でプレイし、オリンピック出場を決めてきます。ぜひ応援をよろしくお願いします。