【世界最終予選特集】 GO FOR OLYMPIC 川原 麻耶選手
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2012年6月17日
いよいよ、6月25日から「FIBA女子オリンピック世界最終予選(ロンドンオリンピック世界最終予選)」がトルコ・アンカラにて開幕します。
3月14日より始動したハヤブサジャパン 女子日本代表チームは、4月1日より本格的に強化合宿をスタート。国内合宿、アメリカ遠征、女子日本代表国際親善試合、トルコ遠征を行い、準備をしてきました。合宿や遠征の成果、これから始まる世界最終予選世界最終に向けて、ハヤブサジャパン全15選手の意気込み、ロンドンオリンピックに賭ける想いをご紹介します。
川原 麻耶 (トヨタ自動車 アンテロープス)
- チーム状況はどうですか?
この2ヶ月間半、一緒に練習してきたので噛み合ってきた部分もありますが、トルコ遠征で対策するために変えた部分もあり、修正しなければいけない部分もあります。残り時間は少ないですが、十分修正できるまでチームは出来ていますので問題ないです。
- これまで強化合宿を重ね、海外のチームと対戦してきましたが、自分の中で自信になっている点は?
ドライブの時は、相手よりも速く自分の力で抜くことができました。高さでは勝てないですが、スピードでは勝てるという自信はつきました。また、日本とは違って、通用するプレイと通用しないプレイがあり、それはアメリカ遠征で体感できました。その課題点をトルコ遠征では活かすことができ、これから向かう世界最終予選ではさらに力を発揮できるよう、しっかり仕上げていきたいです。
- 最終合宿を通してやるべきことは?
大事な場面で3Pシュートを決めて流れを変えるのが私の仕事だと思っています。チャンスをもらった時に、どれだけ決められるかが課題でもありますので、練習からしっかりと意識して取り組んでいきたいです。
- 残る15名にはシューターが多くおり、最終メンバーに残るための競争も激しくなりますが、勝ち抜くためには何が必要だと思いますか?
どんなにディフェンスがプレッシャーをかけてきても、みんな決めてくるところはしっかり決めてきます。私も負けない強い気持ちを持ち、チームですがライバルでもありますので、逃げずに立ち向かっていきたいです。表には出しませんが、心の中でメラメラと燃えています。
- ディフェンス面の精度は向上していますか?
PGの吉田選手がプレッシャーをかけており、丁コーチもそういうディフェンスを求めていますので、チームとして機能し始めています。スクリメージで一緒にやっていても、このディフェンスはやりづらいです。練習中、うまくいかないように見えているかもしれませんが、それは丁コーチが目指すディフェンスはみんなが理解し、うまく機能できている証拠だと思います。
- 12名に残ると日本代表初選出になります。世界最終予選に対する不安や緊張などはありますか?
あまり不安はありません。シューターとしてここまで残っていますので、与えられた仕事をしっかりできるよう、さらに練習に励んでいきたいです。
- オリンピック出場へ向けた意気込みを!
全員が実力を認められて日本代表に選ばれています。私自身も初めてこの最終合宿まで残ることができています。やはり少しでも迷うとさらに上にはいけません。迷わずに自信を持って最終メンバーに残れるように、そしてオリンピック出場を目指して精一杯頑張ります。
- ファンの皆さんへメッセージ
まだ最終メンバーが決まったわけではありませんが、ここまで来たらチーム全員が一丸となってオリンピックを目指して戦ってきます。応援よろしくお願いします。