ゼビオチャレンジ 「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2012 兼 FIBA女子オリンピック世界最終予選壮行試合 第1戦 栃木大会
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2012年5月19日
197cmの#14ルカチョヴィチョヴァー選手は、長身を生かしたプレイで活躍を見せた
日本代表は#8田中選手が3Pシュート3本を含む、15得点をマーク
会場はリンク栃木ブレックスのホームコートであり、WJBLでも試合が行われる栃木県立県南体育館。ブレックスのホームゲーム同様、「GO GO ニッポン」コールでハヤブサジャパンを後押ししていただき、65-62で勝利し、白星スタートを切りました。
立ち上がりは、197cm#14ルカチョヴィチョヴァー選手を中心に高さを生かしたインサイドプレイ、またジャンプシュートを確率良く決められ先手を取ったのはスロバキア代表。日本は#8田中選手が3本の3Pシュートを沈めて対抗しましたが、第1ピリオドは17-23、6点リードされる展開。第2ピリオドに入り、#15山田選手を投入して高さに対抗すると、相手のシュートが落ち始め、逆に#6間宮選手や#5髙田選手の得点で31-32、1点差に追いつき前半終了。
第3ピリオド開始早々、#12吉田選手のシュートで33-32、逆転に成功。しかし、イージーミスが続きリズムに乗り切れず一進一退。日本はオフェンスリバウンドをつなぎ、#7矢野選手のバスケットカウント、#9久手堅選手がスティールから速攻を決め47-43とリードし、第4ピリオドへ。その後はどちらも譲らず、僅差のまま試合は進み、最後はファウルゲームでもらったフリースローを#12吉田選手がしっかり2本とも沈め、65-62で辛くも勝利することができました。
試合後の記者会見で内海 知秀ヘッドコーチは「アメリカ遠征では、スピードやパワーにどのように対抗して相手に向かって行くかを練習してきました。その成果を試すように、今日の試合はもう少し体の当たりを出せれば良かったという課題が残りました。特にリバウンドはひとつの課題であり、アメリカでもずっと練習してきた分、もう少し積極的に体を張ったプレイが出せれば良かったです。リバウンドは日本の生命線でもありますので、どれだけ踏ん張るかにかかっています。2戦目、3戦目はしっかり修正しながら戦っていきたいです。また、オフェンスに関しては65点では厳しいです。最低でもあと10点は増やし、できれば80点を獲るバスケットを目指していきたいです」と反省点を挙げました。
「試合序盤、無駄なファウルトラブルでチームに迷惑かけてしまいました。リバウンドはアメリカでの経験を活かしていかないといけないと痛感しました。次の試合に修正して臨みたいです」と話したのは本日チームトップとなる17点を挙げた#6間宮 佑圭選手。また、第1ピリオドに3Pシュート3本決めて反撃ののろしを上げた#8田中 利佳選手もまた、「もっと決められるシュートがたくさんあったと思うので、それを決めないと世界では通用しません。フォワードの選手はシュート確率を上げなければいけないです。第1ピリオドで23点獲られた原因がリバウンドからでしたので、その点を修正して月曜から始まる代々木第2体育館での試合に臨みたいです」と、選手たちも反省点を挙げ、しっかり修正し次の試合に臨みます。
また、スロバキア代表ヴォイトコフヘッドコーチは、「良い試合ができました。まだ、チームが合流して10日しか経っておらず準備が十分ではない状況です。日本のトランジション早い攻撃に対応できず、後半は疲れが出てしまいました。次の試合は勝てるように頑張りたいです」と、試合の反省点とともにスロバキアの状況を語りました。
両チームは明日が移動日となり、第2戦に備えます。5月21日(月)第2戦、5月22日(火)第3戦は、舞台を東京・国立代々木競技場第2体育館へと移し、両日とも19時ティップオフ。
大神雄子キャプテンは「ぜひ会場にお越しいただき皆さんからのパワーを私たちにください。それに応えられるように感動を与えるプレイします」と話しており、皆さんのご来場を心よりお待ちしております。」と、試合終了後にご来場いただいた皆さんに挨拶しました。
大会詳細やチケット情報は大会特設サイトをご覧ください。多くの方のご来場、ご声援をハヤブサジャパン一同、お待ちしております。