第89回天皇杯・第80回皇后杯(オールジャパン2014) 第4日目 男女準々決勝 -準決勝に進出する男女各2チームが決定。東海大はNBLチーム相手に健闘するも敗戦-
2014年1月4日
東芝神奈川を苦しめ大健闘した東海大学
苦しみながらも38年連続ベスト4進出を決めたJX-ENEOSサンフラワーズ
昨年のFIBA ASIA選手権において、43年ぶりにアジアの頂点に立つ快挙を成し遂げた女子日本代表チーム。大会時期が10月末から行われたため、例年より遅れて11月から開幕したWJBL。それにより全てのチームの対戦が終わらないままオールジャパンを迎え、今日行われる女子2試合はいずれも今シーズン初顔合わせとなります(明日行われる富士通レッドウェーブvs新潟アルビレックスBBラビッツも初対戦)。今大会後、1月18日(土)より再開するWJBLで飛躍するためにも負けられない一戦。
WJBL1位JX-ENEOSサンフラワーズvs同7位デンソー アイリスは、順位通りJX-ENEOSが先行する展開。しかし終盤にデンソーが追い上げ、残り2分を切って4点差。最大3点差まで詰めたデンソーでしたが一歩及ばず、67-63でJX-ENEOSが38年連続の準決勝進出を決めました。
第2試合、三菱電機コアラーズ vs シャンソン化粧品シャンソンVマジックも譲らない展開で試合は進みましたが、三菱電機が接戦を制し65-62で勝利。三菱電機がベスト4進出したのは2001年に3位になって以来13年ぶり。本日の試合を勝ち上がった両者が1月11日(土)15:00に行われる準決勝へ駒を進めました。
■女子準々決勝
JX-ENEOSサンフラワーズ ○ 67-63 ● デンソー アイリス
三菱電機 コアラーズ ○ 65-62 ● シャンソン化粧品 シャンソンVマジック
アイシンシーホース三河vs同つくばロボッツのNBLウエスタンカンファレンス同士の対戦となった男子準々決勝第1試合。今シーズンの戦績は4戦行い、アイシン三河が全勝中。しかし、立ち上がりに先行したのはつくば。#77大金選手の2本の3Pシュートなどで第1ピリオドは21-17、つくばがリード。インサイドから#21エドワーズ選手の得点など、第2ピリオドだけで32点を奪ったアイシン三河が49-34と逆転し前半終了。そのまま点数は引き離した96-79でアイシン三河が勝利し、14年連続ベスト4進出決定。
カテゴリーやリーグを越えた日本一決定戦オールジャパン。トップリーグチームが順当に勝ち残る中、東海大学が最後の砦となり、NBL2位東芝ブレイブサンダース神奈川へ挑みます。激しいディフェンス、そしてボールとゴールへの執着心を見せた東海大学は一桁点差で食らいつき41-36、前半を終えて東芝神奈川のリードはたった5点。追いかける東海大学でしたが、後半は#22ファジーカス選手にインサイドを支配され点差は2桁へ。普段とは違うプレッシャーの中、東海大学のシュートも確率が下がり、88-65で東芝神奈川が意地を見せ勝利。東海大学は2007年大会以来のベスト4進出はなりませんでしたが、シードチームらしい実力と誇りを見せて大健闘し、感動を与えてくれました。準決勝へ進んだ東芝は、6年ぶりのベスト4入りとなりました。
■男子準々決勝
アイシンシーホース三河 ○ 96-79 ● つくばロボッツ
東海大学 ● 65-88 ○ 東芝ブレイブサンダース神奈川
明日、1月5日(日)は残る準々決勝男女各2試合がメインコートとなる国立代々木競技場第1体育館で開催されます。2連覇を目指すトヨタ自動車 アンテロープスは、トヨタ紡織サンシャインラビッツと対戦。2試合目の富士通 レッドウェーブ vs 新潟アルビレックスBBラビッツと4試合目の和歌山トライアンズ vs レバンガ北海道はNHK BS1にて生中継されます。すでに準決勝進出を決めた三菱電機コアラーズ。男子・三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋はトヨタ自動車アルバルクと対戦しアベック4強を目指します。
明日、日曜日もぜひ会場で熱戦をご覧ください。チケットはチケットバスケット等で発売中です。
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