【大会最終日】トヨタ自動車がアイシン下し5年ぶり2度目のV
2012年1月9日
竹内公輔選手はトヨタ自動車アルバルクを大会優勝へけん引した一人
JBLの上位2チーム同士の対戦となった天皇杯決勝は、大会5連覇を狙うアイシンが序盤に好スタートを切ったものの、徐々にリズムを取り戻したトヨタ自動車が第2ピリオドに逆転に成功します。12点リードで前半を折り返したトヨタ自動車は、第4ピリオドにアイシンの猛攻にあい終盤に2点差まで詰め寄られましたが、最後は相手の反撃を振り切って、5年ぶりの栄冠を手にしました。
出場した10選手が全員得点をマークするなどチーム一丸で試合をしたトヨタ自動車に対し、アイシンは桜木ジェイアール、柏木 真介のベテラン2選手がチームをけん引。最後にトヨタ自動車を追い詰めましたが、惜しくもあと一歩及ばず。連覇は「4」でストップしました。
大会ベスト5には、トヨタ自動車から終盤の大事な場面で得点を決め活躍を見せた伊藤 大司選手のほか、フィリップ ・リッチー選手、竹内 公輔選手、アイシンから桜木 ジェイアール選手、柏木 真介選手が選出されました。
1月1日から9日間にわたり男女62試合が行われた今大会の全日程が終了。男子ではbjリーグ所属の千葉ジェッツが初参戦し、3回戦でJBL7位のレバンガ北海道と対戦する歴史的な試合もあれば、女子では、神奈川県立金沢総合高等学校が高校界で49年ぶり、大阪人間科学大学が大学界で8年ぶりにベスト8に進出する躍進もありました。男子はトヨタ自動車アルバルク、女子はJXサンフラワーズが、日本一のチームという結果で終わりました。
大会期間中、来場いただいたお客様、ありがとうございました。