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【第86回天皇杯決勝】パナソニック 会見コメント

2011年1月10日

選手起用が後半のチームに影響があったと語ったパナソニックの清水 良規ヘッドコーチ。

延長に入り運動量が落ちたことを冷静に振り返ったパナソニックの木下。

●清水 良規ヘッドコーチ
 アイシンを相手に良いところまでは行ったのですが、全てはゲームの出だしで浮き足立ってしまったのが最後まで響いたと感じています。

 途中でゾーンディフェンスに変えたりいろいろ試しましたが、私自身、控えの選手を出す勇気がなかったことがレギュラー陣に対して相当な疲れを溜めてしまい、最後は思うように動けなかったと感じています。

 いずれにしても非常にフィジカルの強いアイシンが優勝したということで、素直におめでとうと言いたいです。

 これでシーズンが終わったわけではありませんし、JBL後半戦もあります。プレイオフで最後にまたアイシンに挑戦したい気持ちです。

●#1 木下 博之選手
 清水HCが話した通り、緊張していたのかもしれませんが立ち上がりがうまくいきませんでした。シュートのタッチも悪く、パスもうまく回せず、インサイドでも攻められない状況の中、どう戦うかを考えていました。後半から徐々に我々らしい動きが出せ、逆転しましたが、追いつかれてしまいました。第4ピリオドの最後の最後で決められなかった場面が一番印象深いです。

 延長では、スタメンのうち4人が40分オーバーのプレイタイムで少し疲れが出てしまったと感じました。

 この敗戦は今までに味わったことがないくらい悔しい気持ちですので、JBLでは必ずプレイオフに残って優勝したいと思います。

●#6 永山 誠選手
 決勝というこのような大きな舞台で王者アイシンを苦しめたことは自信になりました。しかし、追い詰めた中で勝てなかったのは、やはりまだ何か足りないものがあると実感してます。この悔しさをしっかりチームの強さに変えていかなれば意味が無いので、チャンピオンになれるようにまたこれから強くなりたいと思います。

●#24 広瀬 健太選手
 今大会は苦しみながらもチームとしてはやりたいことができ、自分にとっても初の決勝の舞台までくることができました。決勝では出だしから重く、雰囲気に飲まれたのかいつもの自分らしいプレイを出すことができませんでした。そこから我慢して最後までプレイし、もつれ込むところまで行きましたが、最後はオーバータイムで残念な結果に終わりました。

 個人的には力不足を感じ、このままでは優勝を目指すチームの助けにはならないと痛感しています。しっかりとレベルアップしながらレギュラーシーズンを戦い、またJBLファイナルで優勝できるようにチーム一丸となって戦っていきたいです。

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