「東日本大震災」被災地復興支援　ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１１ 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　２０年連続出場の岐阜女子と初戦を突破し勢いにのる中津北との一戦。　

　第１ピリオド、両チームともにハーフコートマンツーマンで始まる。岐阜女子は立ち上がり＃９梶川の３P、＃７アイダのゴール下、タイトなディフェンスから速攻が決まりリズムに乗る。一方、中津北は岐阜女子の厳しいディフェンスと高さに阻まれ、なかなか得点できない。残り３分で中津北はたまらず２回目のタイムアウトを取る。中津北はなんとか攻撃の糸口をつかみたいが、岐阜女子の速攻に圧倒され３３－４で第１ピリオド終了。　

　第２ピリオド、中津北は開始直後に＃７大和のジャンプシュート、が決まり、＃５中崎、＃４堀のミドルシュートが立て続けに決まる。一方、岐阜女子はスターティングメンバーを下げる余裕を見せるが、交代したメンバー＃１０小林が走って決め、＃１６米谷がミドルシュートを決め、＃１７坂田が３Pとバランスのよう攻撃で得点する。４６－２０と岐阜女子リードのまま前半を終了する。　

　第３ピリオド、中津北は岐阜女子の厳しいディフェンスにミスを連発し、岐阜女子の速攻を許してしまう。岐阜女子は＃８ヤシンのリバウンドシュートや速攻で確実に得点を重ねるが、ディフェンスが雑になり始めファウル重なってゆく。中津北は徐々にリズムをつかみ、＃６貞許のドライブインや＃４のジャンプシュートが決まり、リズムに乗って第３ピリオドを６２－３６岐阜女子リードで終了する。　

　第４ピリオド、中津北は開始早々、＃６の３Pが決まり、＃７のドライブインなどで得点を重ね、ディフェンスではオールコートのプレスを仕掛け岐阜女子に揺さぶりをかける。しかし、岐阜女子は落ち着いてボールを運び、着実に得点を伸ばす。なんとか反撃をしたい中津北だが、総合力で勝る岐阜女子が８７－５１で３回戦に駒を進めた。