「東日本大震災」被災地復興支援　ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１１ 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

第１シードの金沢総合と、激戦区福岡県を勝ち抜いてきた福岡若葉との対戦。　

　第１ピリオド、両チームともにハーフコートマンツーマンディフェンスでスタートする。金沢総合は＃７宮澤のインサイドを起点に中・外バランスよく攻撃し得点していく。対する福岡若葉は、立ち上がり＃７成林の３P等で得点するものの、金沢総合＃１７大野にインサイドを封じられ、パスが回らなくなる。タイムアウトを取りディフェンスをゾーンに変えるが、金沢総合＃５酒井、＃６岡村に３Pを決められてしまう。２８－１６と金沢総合リードで第１ピリオド終了。　

　第２ピリオド、福岡若葉は単調な1対1中心の攻撃になってしまい、なかなか得点することができない。逆に金沢総合の速攻を許す展開となり、＃７、＃６に得点をされてしまう。点差は徐々に広がって行き、５４－３０と金沢総合リードで後半へ。　

　第３ピリオド、金沢総合は＃７のインサイドへボールを集め効率よく得点していく。対する福岡若葉は思うようにパスが回らず苦しいオフェンスを繰り返しなかなか得点することができ、ずさらにリードが広がってしまう。７２－３９と金沢総合リードで第３ピリオド終了。　

　第４ピリオドに入ると、福岡若葉はオールコートマンツーマンプレスを仕掛け追い上げようとするが、効果的なシュートが入らず流れを変えるまでには至らない。金沢総合は、スターティングメンバーを全員休ませる余裕のゲーム運びを見せ、９１－５５で３回戦へ駒を進めた。