「東日本大震災」被災地復興支援　ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１１ 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　第１ピリオド、両チームともハーフコートマンツーマンで試合は始まる。新潟中央が立ち上がり６点リードするが、大津も激しいディフェンスと粘り強いリバウンドで追いつき、一進一退の攻防が続く。残り２分、新潟中央の＃４大竹から＃８加藤へのインサイドへのアシストで差を６点差とする。一方、大津も強引なドライブで＃１３小森園がバスケットカウントを沈めフリースローも決め、新潟中央の３点リードで第一ピリオドを終了する。　

　第２ピリオド、開始から激しい攻防が続き、両チームとも点を取り合う展開となる。大津は新潟中央のファウルを誘いフリースローを決め、新潟中央はドライブで点を取り返す。＃４のジャンプシュートを中心に攻める新潟中央が少しずつリードを広げていき、残り３分に大津がタイムアウトと取る。その後、大津は３Pシュートで追いつこうとするが、新潟中央の激しいチェックでなかなかシュートを決められない。残り３秒、大津＃１３が２点決めるが、新潟中央の５点リードで前半を終了する。　

　第３ピリオド、両チームともにハーフコートマンツーマンとディフェンスは変わらない。新潟中央＃４は連続ゴールを決め、大津は新潟中央のファウルを誘いフリースローで得点する。大津はシュートを決めたあと２－２－１のゾーンプレスディフェンスで仕掛る。新潟中央は始めミスをするものの、その後は落ち着いて運びドライブで得点を重ねる。たまらず大津は残り６分にタイムアウトを取るが流れを止まらない。残り３分、点差を１３点に広げらたところで大津がタイムアウト取る。その後、大津は３Pシュートで対抗し点差を８点に縮めたところで、今度は新潟中央が残り２分にタイムアウトを取る。大津は２－２－１のゾーンプレスからゾーンディフェンスで新潟中央のリズムを崩しにかかるが、新潟中央も落ち着いてボールを運び、新潟中央が８点リードで第３ピリオドを終了する。　

　第４ピリオドの立ち上がり、大津はハーフコートマンツーマンにディフェンスを戻す。新潟中央はハーフコートマンツーマンとディフェンスは変わらない。両チームともにミスが多く、重苦しい展開が４分が続いたところで大津がタイムアウトを取る。しかし、新潟中央は落ち着いて攻撃し点差を１３点に広げる。その後、一進一退の攻防が続くなか、大津＃１３の３Pシュートが決まり点差を縮めるが、新潟中央も残り３分４４秒でタイムアウトを取り、再び点差を広げる。大津が追いかける展開が最後まで続くが、１１点差で新潟中央が試合を制した。