「東日本大震災」被災地復興支援　ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１１ 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

第１ピリオド両チームともマンツーマンディフェンスでスタート。佐賀清和は、積極的なドライブインから得点を狙う。対する京都市立紫野は、スクリーンプレイから＃４河野を中心に攻撃を組み立てる。互いに硬さが見られたが、終了間際には、攻守の切り替えが早まり１８－１９で紫野リードで終了。　

　第２ピリオド、佐賀清和は、＃５中山・＃７林の得点で逆転する。しかし、紫野＃５武仲の３Pですぐに同点になる。その後佐賀清和は、メンバーチェンジを多用し試合のペースをつかもうとする。それに対し、紫野は＃４を起点に攻めを繰り返すが、なかなかシュートが決まらず３７－３３で佐賀清和のリードで前半を終える。　

　第３ピリオド、開始から紫野の＃６中路・＃１６大塚のドライブインからのシュートや＃４のゴール下のシュートにより逆点に成功する。しかし、佐賀清和の＃７の３Pなどにより同点となる。残り３分２０秒佐賀清和＃５の３Pが決まり５４－４９と５点リード。佐賀清和はフリースローも冷静に決めて、残り１分５９－５１と８点のリードを得る。このまま佐賀清和のペースで終わるかと思われたが、紫野＃１２山本の連続得点により５９－５５と差を詰め、第３ピリオド終了。　　

　第４ピリオドに入ると、紫野は＃４の速攻により幸先よく得点する。紫野は、ディフェンスをゾーンに変え、ミスを誘い、残り４分４６秒＃１２が、バスケットカウントワンスローを決め６３－６５と逆転に成功する。最後までよくプレッシャーを書けボールを取りにいった紫野であったが、佐賀清和＃９東島の得点や、要所での＃７林の３Ｐにより、逆点を許してしまい７６－７９と接線の末、佐賀清和が1回戦を勝ちあがった。