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【男子 決勝】延岡学園 vs 尽誠学園

試合データ

開催場所東京体育館 Mコート コミッショナー 
試合区分男子 決勝 主審相原 伸康
開催期日2011(H23)年12月29日(木) 副審平原 勇次、安西 郷史
開始時間/終了時間12:00/13:27

ゲームレポート

延岡学園

( 高校総体1位 )

88 20 1st 8 55 尽誠学園

( 香川県 )

23 2nd 14
16 3rd 10
29 4th 23
名だたる強豪校を接戦の末、次々と打ち破り勢いに乗る尽誠学園が、安定した試合運びで勝ち上がり、高校三冠を狙う延岡学園に挑む。 

 第1ピリオド、延岡は2-3ゾーンディフェンスで機を見てプレスを仕掛ける。尽誠は3-2ゾーンディフェンスで#5バンバと#7黒木のインサイドを厳しくマークする。延岡がスティールから速攻を決め先行。更に延岡は#14ベンドラメと#6寺原の3Pやポスト同士の合わせで着実に得点する。尽誠も#12渡邉を起点にして反撃するが、延岡の勢いは止まらない。 

 第2ピリオド、延岡は広めのゾーンからのスティールで連続して速攻を決め、完全にペースをつかむ。尽誠もハイポストにボールをつなぎ、攻撃を組み立てたいところだったが、延岡もそれを許さない。その後も速攻と3Pを立て続けに決める延岡の一方的な展開となる。 

 第3ピリオドになっても延岡の勢いは止まらず、速いパス回しから#14らが3Pを決める。巻き返しの3Pを決めたい尽誠だったが、思うように決まらない。一方落ち着いた攻撃を展開する延岡は安定したリバウンドで尽誠の追い上げを許さない。 

 第4ピリオド、何とか一矢を報いたい尽誠は#5笠井がアウトサイドから積極的に仕掛け、3Pを決める。ディフェンスでも最後の力を振り絞り、#12のシュートブロックで場内が沸く。そんな中、延岡も#14が速攻を、#5がリバウンドシュートを容赦なく決め、点差を広げる。最後は控え選手を出す余裕を見せ、更には#5のダンクシュートも飛び出して勝利した。 
 結局、延岡学園が前評判通りの力を発揮して優勝したが、ノーシードから決勝まで勝ち上がった尽誠学園の健闘を讃えたい。 
 
 
 

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12月23日(金)

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