「東日本大震災」被災地復興支援　ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１１ 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

両チームマンツーマンディフェンスからの立ち上がり。岐阜農林は、＃１４田中、＃１３渡辺のインサイドプレイとそれに外角のシュートをからめて得点を重ねる。尽誠学園は＃１２渡辺の高さを活かしたプレイを中心に展開していく。お互いに外角のシュートを決めて一進一退の攻防が続く。先に抜けたのは尽誠学園。＃１２のリバウンドやドライブから得点を重ね、２１－２８。尽誠学園リードで第１ピリオドを終えた。　
岐阜農林は、ハーフコートの激しいディフェンスからブレイクを作り追い上げを図るが、ハーフコートの展開になると、尽誠学園＃１２の高さを意識してか思うように加点できずに苦しい展開が続く。第２ピリオド残り７分、３７－２５の尽誠学園リードで岐阜農林はたまらず１つ目のタイムアウト。岐阜農林はパスランで動いて尽誠学園を崩して攻めようとするが、尽誠学園も粘り強いディフェンスで苦しい状態でシュートを打たせ、リバウンドをしっかり拾ってブレイクを連発。岐阜農林もハーフコートの激しいディフェンスから外角シュートを決めて追い上げる。一時は２０点以上あった点差を１９点としたところで前半終了。　
岐阜農林は、ハーフコートで２－３のゾーンディフェンスを展開しチャンスを作ろうとするが尽誠学園＃８安部を中心に外角のシュートを決められ、第３ピリオド残り３分、７１－４３のところでタイムアウト。その後も尽誠学園は、岐阜農林のゾーンディフェンスを落ち着いて崩して攻め、７８－４８の尽誠学園リードで第３ピリオドを終える。　
第４ピリオド、岐阜農林は意地を見せるべくハーフコートのマンツーマンプレスを仕掛ける。このピリオドになって投入された＃１８高崎、＃６小島が外角のシュートを決めて追い上げを図る。しかし、地力で勝る尽誠学園が９０－６４で勝利を収めた。