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リンク栃木は辛くも勝利、男女8強出揃う 大会4日目トピックス

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2011年1月5日

22得点をマークし、リンク栃木を苦しめた東海大学の三浦。

「第86回天皇杯・第77回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会(以下オールジャパン2011)」は大会4日目を終え、準々決勝進出男女各8チームが出揃いました。

 本日、代々木第二体育館で行われた男女全4試合は全て学生vsトップリーグチームの顔合わせ。第1試合、日本航空 JALラビッツ(WJBL6位)は大学日本一の拓殖大学と対戦。序盤から日本航空が得意のトランジションバスケットで試合を優位に進め、前半43-20で折り返します。しかし第3ピリオド、拓殖大学はオールコートプレスからの速攻で一時10点差まで詰め寄りますが、最後は再び日本航空が点差を離し、78-63で勝利。

 第2試合、大学6位の白鴎大学はアイシン・エィ・ダブリュ ウィングス(WJBL7位) に対し、序盤の連続失点で17-29とリードを許すも、その後猛烈に巻き返して前半を38-41と3点差で折り返します。しかし、アイシン・エィ・ダブリュがターンオーバーを誘うディフェンスでボールを奪うとどんどんリードが広がり、結局87-57でアイシン・エィ・ダブリュが勝利。順当に準々決勝進出を決めました。

 男子の試合に入れ替わった第3試合、昨シーズンのJBL王者リンク栃木ブレックス(JBL6位)が登場し、大学5位の東海大学と対戦。試合開始から一進一退、どちらも譲らない緊迫した展開が続く大接戦で会場を沸かせます。リンク栃木がリードを奪っても粘る東海大学が点差を戻し、40分間では勝負がつかず今大会初となる延長戦へ。しかしJBLの壁は厚く、リンク栃木が108-101で勝利し、この激闘に終止符が打たれました。

 同じくJBL7位の三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに挑戦した慶應義塾大学(大学2位)はなかなかシュートが決まらず、序盤に三菱電機にペースを握られ苦しい展開。慶應義塾大学は今年度ラストゲームとなるこの試合を最後までひたむきに戦いますが、結局96-63で試合終了。三菱電機が準々決勝進出を決めました。

 ところ変わって代々木第一体育館会場は、富士通 レッドウェーブ(WJBL3位)、トヨタ自動車 アンテロープス(WJBL2位)、パナソニックトライアンズ(JBL3位)、トヨタ自動車アルバルク(JBL2位)がJBL2、W1リーグのチームを寄せ付けずに勝利。男女とも準々決勝に進出するベスト8チームが全て出揃いました。

 ベスト8の顔ぶれはJBL、WJBL勢が揃い、昨日、日立ハイテク クーガーズを破った社会人選手権1位の山形銀行が唯一、トップリーグ以外からベスト8に食い込みました。

 明日は12:00より女子準々決勝4試合が行われます。注目の山形銀行はJXサンフラワーズ(WJBL1位)と17:00から対戦します。明日からは代々木第一体育館の一会場に絞られます。今年度日本一を決める上位8チームの戦いをぜひ代々木第一体育館でご覧ください。
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