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第33回女子ウィリアム・ジョーンズカップ 第3戦 vs三星生命(韓国)

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2011年8月3日

三星生命(韓国)との対戦は、61-56で勝利。相手を50点台に抑えることができたのが勝因となった

接戦を制し、徐々にチーム力を上げてきている日本代表チーム

 第33回女子ウィリアム・ジョーンズカップ、大会4日目。日本の第3戦の相手は、韓国の三星生命。
 
 第1ピリオド、開始早々、三星生命#11、#10の3Pシュートで先制される。だが日本はも#5冨崎、#14大沼が2本ずつ、4連続3Pシュートを決め応戦。その後、三星生命はスクリーンを多用したモーションオフェンスでなんとかチャンスを作るが、スコアを伸ばせない。その間、日本は#14大沼、#5冨崎のコンビネーション、#8中畑のブレイク等で得点し、17-12の5点差で終了。
 
 第2ピリオド、日本は#9林、#4藤吉、#14大沼、#11牛田、#10森でスタート。立ち上がり、三星生命はゾーンディフェンスに変え、プレッシャーを強める。それに対し、日本は#9林の3Pシュートが決まるものの、その後得点が伸びず一進一退の攻防となる。その後、三星生命は#7のドライブや#10の3Pシュートを決めるが、日本も#14大沼の3Pシュートで対抗し、30-33、3点ビハインドで前半終了。
 
 第3ピリオド、日本のスタートは#8中畑、#4藤吉、#14大沼、#10森、#5冨崎。三星生命はゾーンやマンツーマンでディフェンスで変化をさせながら、日本を苦しめるが、日本は#8中畑、#5冨崎、#11牛田がシュートを決め、なんとか三星生命に食らいつく。残り2分、#10森のフリースローをきっかけに#4藤吉の3Pシュート、#8中畑のジャンプシュートで42-39と逆転に成功し、最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオド、日本のスタートは#8中畑、#7田中、#4藤吉、#10森、#5冨崎。出だし、三星生命の連続3Pシュートが決まり嫌なムードになるが、日本は#5冨崎と#10森が、#8中畑との積極的なピックスクリーンプレイに成功すると、続けて#14大沼も体を張ったポストプレイで奮闘。さらには、#5冨崎がこの試合3本目の3Pシュートを決める。一方、三星生命もインサイドや3Pシュートで確実に得点を重ね、53-56の3点差まで追い上げる。ここで日本はタイムアウト。その後、日本は息を吹き返し、#8中畑のジャンプシュート、#10森のポストプレイがファウルを誘い、フリースローを2本沈める。残り55秒で1点リードの日本は、#8中畑の活躍で最後までリードを守り抜き、61-56。日本が接戦を制し、2勝目を挙げた。
 
 三星生命の多用なスクリーンやマッチアップゾーンに苦しむも、事前のミーティングや練習での約束事を選手が実戦し、三星生命を50点台に抑えることが出来ました。途中、#5冨崎が退場する場面では、会場から大きな拍手が起こり、また観客の応援も後押して大きな白星となりました。
 
 次は、8月4日(木)17:00(日本時間18:00)より、インド代表と今大会最終戦を戦います。
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