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第36回男子ウィリアム・ジョーンズカップ 第7日目 予選ラウンド最終戦を迎えるハヤブサジャパンはアメリカ選抜と日本時間 18:00より対戦

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2014年8月15日

アグレッシブなプレイでチャンスを作り出す#14張本 天傑選手

アメリカ選抜のサム・ミッチェルヘッドコーチ

 「第36回男子ウィリアム・ジョーンズカップ」は第7日目。予選ラウンド最終戦はアメリカ選抜と対戦します。今年で3年連続出場中のアメリカ選抜は、エージェント会社所属選手を集めた即席チーム。これまでも日本でプレイした選手がいましたが、今年は元千葉ジェッツのマーキン・チャンドラー選手がいます。NBAミネソタティンバーウルヴスのサム・ミッチェルアシスタントコーチが指揮を執り、現在まで4勝2敗。身体能力高い選手たちが集まっており、豪快なダンクシュートで会場を沸かせます。

 強いプレイが求められる日本ですが、その中でも持ち前のドライブで突破してチャンスを作る#14張本 天傑選手。大きな相手に対しても、「インサイドでも戦えないことはないですが、エジプト戦は相手がピック&ロールからスイッチをしてきましたので、そこから素早くポジションを取ってファウルをもらうことができました」と昨日の試合を振り返っており、状況に応じたプレイができています。残る試合へ向けて、「ディフェンスが一番大事になります。日本はアグレッシブにディフェンスをして走るスタイルを出さなければいけません。ハーフコートオフェンスをしても簡単に得点は取れないことは分かっていますので、ペースを早くして、トランジションの中から点数を取れるようにしたいです」と話し、日本のスタイルを追求していきます。

 これまでも、これからも日本の大きな課題であるリバウンド。頼りにしていた206cmの#11坂本 ジェイ選手が直前の合宿で肉離れをしてしまい、小さなメンバーでリバウンドを取らねばならない苦しい状況が続いています。しかし考えようによっては、今後も身長差で課題となるリバウンドを克服できるヒントが、今大会で得られるチャンスでもあります。#13田中 大貴選手は、「相手と同じ運動量ではリバウンドは取れません。身長がないわけですからその分、運動量をもっと多くしてやらなければ、五分にもなりません。連戦で疲労も溜まり運動量が落ちてきていますが、それでも全員で一生懸命リバウンドにいかなければいけません」と言い、何とか打破しようと必死に取り組んでいます。

 既に8位通過が決まっている日本は、明日から始まる5-8位順位決定戦で5位チームと対戦します。現在5位はヨルダンですが、拮抗しておりどのチームと対戦するかはまだまだ分かりません。しかし、いずれにしても一度対戦した相手との再戦になります。同じ相手に対してより良い成果を求めるためにも、予選ラウンド最終戦でさらに成長して、順位決定戦へ挑みます。

 本日、8月15日(金) 18:00(現地時間 17:00)よりアメリカ選抜との予選ラウンド最終戦はティップオフ。この試合経過はFIBA Live Statsにてご覧いただけます。

■8月15日(金) 第7日目 スケジュール
13:00(日本時間 14:00)~ エジプト vs チャイニーズ・タイペイB
15:00(日本時間 16:00)~ ヨルダン vs イラン
17:00(日本時間 18:00)~ アメリカ選抜 vs 日本
19:00(日本時間 20:00)~ チャイニーズ・タイペイA vs 韓国
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