第2回東アジア選手権大会 予選ラウンド第2戦 vsモンゴル
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2011年6月12日
要所でシュートを沈め、チームの勝利に大きく貢献した #7石崎選手
ハードにコンタクトしてくるモンゴルに対し、#8柏木選手を筆頭に持ちこたえ、チーム全員での勝利。準決勝進出と第26回FIBA ASIA選手権大会の出場を決めた
対戦相手のモンゴルは、昨日のチャイニーズ・タイペイvsモンゴル戦を観戦した東頭アシスタントコーチが「ハードなプレイをするチーム。気を引き締めてかからないといけません」とこう語るほど、日本が初戦で敗れたチャイニーズ・タイペイを相手に第3ピリオド終盤までリードしていた粘り強いチーム。
試合開始早々、日本は#15竹内(譲)のゴールで先制するも、体を張ったインサイドプレイや3Pシュートを与えてしまい、第1ピリオド中盤には12-17とリードを許す。しかし、日本はディフェンスからプレッシャーをかけて相手のミスを誘ってボールを奪い、速攻からの連続得点で逆転に成功。前半を終了し、47-33と日本が14点リードで折り返す。
後半、日本は良い形でオフェンスを組み立てるものの、詰めの部分でのミスやブロックショットに合い、なかなか得点が決まらない立ち上がり。この嫌なムードを払拭したのが、#7石崎、#9川村による連続3Pシュート。その後、さらに点差を離したい日本だが、モンゴルも粘り強く得点を決め返し、69-51と18点差をつけ第4ピリオドへ。しかし開始早々、#4木下がファウルに対して審判に講義するとテクニカルファウルを取られ、5ファウル退場。続けざまに#8柏木も同様な講義でテクニカルファウルとなり、4つ目のファウル。荒れた展開になりかけたところを、#9川村、#8柏木が3Pシュートを射抜き、悪い流れを断ち切る。さらには、#7石崎がフリースローを確実に沈め、82-62とようやく20点差まで引き離す。だが終盤になっても、さらにハードにコンタクトしてくるモンゴル。ここで#8柏木が声をかけて気を引き締め、94-73で無事に初勝利を飾った。選手12名全員がコートに立って勝利を勝ち取り、日本はグループB組2位準決勝進出と、第26回FIBA ASIA選手権大会の出場を決めた。
試合後、柏木選手は「まだまだ課題はありますが、最低限であるFIBAアジア選手権大会への出場権の切符を取れたので、まずはホッとしています。決勝トーナメントへ向けて自分たちのやるべきことを修正しつつ、結果にこだわって戦っていきます」とコメントし、安堵した表情から一転して、引き締まった表情へと変わっていました。
日本の試合後、準決勝の相手を決めるべく中国vs韓国戦が行われ、61-54で中国が競り勝ち、予選グループA組1位通過を決めました。
日本は明日の休息日を挟み、6月14日(月)現地時間19:30より、グループA1位の中国と準決勝を行います。