女子日本代表国際親善試合2014 仙台大会 日本代表(FIBA世界選手権)はモザンビーク代表に85-34で勝利し、通算3勝2敗と勝ち越して大会終了
<-php echo date("Y年m月d日",strtotime($news_info.post_date));?>
2014年7月30日
9本のアシストを決め、観客を魅了した#13大神 雄子選手
#8宮元 美智子選手は試合を重ねる毎に調子を上げ、最終戦は16得点
オーストラリア代表に2連敗したことで、最終戦は自分たちのバスケットを出して勝利を目指すハヤブサジャパン。開始約2分間、攻撃チャンスをものにできなかった日本ですが、#6間宮 佑圭選手のフリースローで初得点。すると続く2分間はディフェンスから速攻を決める日本らしいプレイで一気に11-2とし、ペースを掴みます。次々とベンチメンバーを起用していく日本でしたが、不用意に外角シュートを決められるなどミスが続き、思うように点差を引き離すことができません。しかし、第2ピリオド中盤から先発メンバーが戻ると、再びディフェンスから速攻を出しながら得点を重ね、37-21と日本が16点リードして折り返します。
後半、#10渡嘉敷 来夢選手のバスケットカウント、#8宮元 美智子選手の連続3Pシュートで波に乗ると、チームプレイで相手を崩しながら点数を伸ばしていきます。#13大神 雄子選手から繰り出される華麗なアシストに魅了され、歓声が上がるゼビオアリーナ仙台。第3ピリオドだけで28点を奪った日本が65-27で圧倒し、38点と大量リード。残る10分間も危なげない試合展開のまま進み、85-34で最終戦を勝利で飾りました。これにより日本代表(FIBA世界選手権)の通算成績は3勝2敗。オーストラリア代表に連敗した借りは、FIBA世界選手権で返せるよう、さらなる強化を進めていきます。
日本代表(FIBA世界選手権) ○ 85-34 ● モザンビーク代表 [BOXSCORE]
上山大会でのオーストラリア戦の後半から続いていた悪い流れを断ち切るべく、「もう一度、自分たちがやるべきバスケットを徹底」させて臨んだ最終戦。「今年はしっかりコミュニケーションが取れるチーム」とも大神キャプテンは話しており、今大会を通じて修正力をつけられたことは大きな進歩です。「個人として、国際親善試合が始まった当初はあまり調子が良くなかったのですが、徐々に自分のタイミングでシュートが打つことができ、自信につなげられました」と言うのは宮元選手。本日は3Pシュート4本、合計16点を挙げ、調子を上げて大会を終えることができました。
世界ランキング2位のオーストラリア、アフリカ代表のモザンビークと、ともにFIBA世界選手権に出場するチームとの対戦できた今大会を終え、内海ヘッドコーチは、「オーストラリアは背が高く、技術もある優れたチームです。その強豪に臨んでいったことで通用するプレイやしないプレイがハッキリと出ました。今後、FIBA世界選手権で勝つためにも攻守ともに組織的なプレイを作っていきたいです」と締めくくりました。大神選手は、「世界ランク2位のオーストラリアと試合ができたことがすごくうれしかったです」と話しており、2連敗したこと以上に世界レベルを肌で感じられたことを喜んでいるようです。
秋田市、上山市、仙台市で5日間に渡り、全9試合を行ってきた「東日本大震災復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2014」は全日程が終了しました。
連日、会場へお越しいただいた皆様、「応援.com」などのインターネットや、CSフジテレビNEXT(本日 25:00より録画放送)で観戦いただいた皆様、ご声援ありがとうございました。
また、東日本大震災復興支援として、募金活動にご協力いただいた皆様もありがとうございました。今後も、当協会では、「ともに明日へ」をスローガンに、復興支援活動に取り組んでまいります。
これから今大会のパフォーマンスで選手たちを評価し、第17回FIBA女子バスケットボール世界選手権大会(9月27日~10月5日/トルコ)、第17回アジア競技大会(9月19日~10月4日/韓国)へ向けた最終メンバー12名を選出。更なる強化を図り、それぞれの大会へ臨みます。今後とも、ハヤブサジャパンへのご声援をよろしくお願いいたします。