女子日本代表国際親善試合2014 仙台大会 ハヤブサジャパン対決は86-78で日本代表(FIBA世界選手権)が逆転勝利
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2014年7月29日
ダンクシュートを決める#10渡嘉敷 来夢選手。最終戦はウォームアップも目を離せない
気合漲る#5諏訪 裕美選手と#6間宮 佑圭選手のマッチアップ
#17大沼 美琴選手、#8川原 麻耶選手が3Pシュートを決め、アジア競技大会チームが先行する形でゲームはスタート。対するFIBA世界選手権チームは#10渡嘉敷 来夢選手、#6間宮 佑圭選手のインサイド陣が連続得点を挙げ、すぐさま逆転に成功。しかし第1ピリオド終了間際、アジア競技大会チーム#16森 ムチャ選手が2点を返し、18-17とFIBA世界選手権チームが辛うじて1点リード。第2ピリオド、アジア競技大会チームが積極的に攻め込み逆転すると勢い止まらず、開始4分で20-29として9点差をつけます。ボールも選手もよく動きリバウンドでも上回る(前半終了時点20:13)アジア競技大会チームが42-27と15点リードし前半終了。FIBA世界選手権チームが第2ピリオドに挙げたフリースロー以外の得点はたったの2本(4点)のみ。
内海 知秀ヘッドコーチは、「アジア競技大会チームはスピード感がありました。前半はそのスピードについていけない部分がありました」と、前半を振り返ります。「相手と比べてどこが一番の強みになるかを考えていこう」と、後半に向かいます。
後半開始早々、アジア競技大会チーム#11三好 南穂選手の3Pシュートでスタート。FIBA世界選手権チームは#8宮元 美智子選手、#11栗原 三佳選手のシューターを揃えたことが奏功し、3Pシュートで追い上げ開始。身長差の強みを生かし、「間宮選手と渡嘉敷選手のラインから得点をとっていったことで、オフェンス面で落ち着くことができました」と内海ヘッドコーチが話す通り、第3ピリオドだけで31点を挙げたFIBA世界選手権チームが58-58と同点に追いつきます。本来のリズムを取り戻したFIBA世界選手権チームが3点プレイで一気に点差を引き離しにかかります。しかし、アジア競技大会チームも諦めません。「初めて間宮選手や渡嘉敷選手と対戦することができ、構えてはいけないと思って、イケイケドンドンで楽しくプレイすることを念頭に置いていました」と話す19歳の#4馬瓜 エブリン選手を投入すると、チームは息を吹き返し、3連続得点で75-70。12点差から5点差まで詰め、会場を沸かせます。一色 建志ヘッドコーチが「もちろん勝ち負けもあるが、今大会の主旨である東日本大震災復興支援や子どもたちを魅了するプレイを出そう」と選手たちを送りだした通りの好ゲームとなりました。結果は86-78でFIBA 世界選手権チームが逆転勝利し、面子を保ちました。それでも、女子日本代表はいずれも高いレベルのプレイで見応えある試合となりました。
2勝2敗で今大会を終えたアジア競技大会チーム。キャプテンを務める#5諏訪 裕美選手はこの試合を迎えるにあたり、「目標をアジア競技大会へ出場するメンバーに残ることではなく、FIBA世界選手権に出場したり、いつかはその日本代表に入れるように、みんなで目標を高く持ってやろう」と、選手たちに話して挑みました。日本代表活動に返り咲いたベテランは、「活動開始当初、若い選手たちが同窓会のような軽い雰囲気がありました。どうやって日の丸をつけている意識や、プライドを持たせることができるかを川原選手とは常に話していました。私からは声を出すことしかできませんでしたが、そうしたことで徐々に日本代表らしい良い雰囲気となり、今大会を迎えることができました。チームの雰囲気はどのチームにも負けておらず、チームワークの良さを実感しています」と胸を張るとともに、「この1ヶ月ですごくたくさんのことを学べたことは自分にとって大きく、メンバーに選んでいただいたことを感謝しています」と話していました。
FIBA世界選手権チームは明日、モザンビーク代表との最終戦が残っています。「課題はディフェンスだと痛感しています。明日も試合がありますので、しっかり意識すること、修正することを明確にして、ラスト1戦も頑張りたいです」と間宮選手は話しており、ハヤブサジャパンらしい戦いを見せて締めくくります。
日本代表(FIBA世界選手権) ○ 86-78 ● 日本代表(アジア競技大会) [BOXSCORE]
モザンビーク代表 ● 36-88 ○ オーストラリア代表 [BOXSCORE]
■7月30日(水) 仙台大会 スケジュール (会場:ゼビオアリーナ仙台)
※開場時間 17:30 ※当日券発売・会場発券機 16:30~
[第9戦] 18:30~ 日本代表(FIBA世界選手権) vs モザンビーク代表
最終戦の観戦チケットはチケットバスケットなど各種プレイガイドにて発売中です。
なお、この試合の模様は、18:20より「CSフジテレビNEXT」にて生中継され、25:00より録画中継される予定です。また、「応援.com」にて、インターネットLIVE中継(無料)が予定されています。
世界に挑むハヤブサジャパンへのご声援をよろしくお願いいたします。