第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAワールドカップ アジア地区予選) 第8日目 大会休息日 ハヤブサジャパンはハドルを組み直し、残り2試合に挑む
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2013年8月8日
もう一度ハドルを組み直し、残る2試合へ向かうハヤブサジャパン
「一つひとつのプレイが自信になっていく」と話す#13辻 直人選手(左)と#11桜井 良太キャプテン(右)
インドとは昨年のFIBA ASIAカップで対戦し、90-72で勝利。しかし前半は44-41と3点差の戦いを強いられ、インドはフィジカル強く1on1を仕掛けてくるチームです。FIBAワールドカップ出場権を逃した上に、ここまで自分たちのバスケットを思うように出来ず、苦しい戦いが続いているハヤブサジャパンとって、ここままの状況でいくと厳しい戦いになることも想定されます。昨日の試合を終えたロッカールームで、鈴木 貴美一ヘッドコーチは選手たちと、「とにかく最後まで戦い抜こう」と約束をしました。「残る2試合もしっかり戦わないと先に進めません。若い選手は3年後、5年後に活躍できれば良いのではなく、今すぐやらなければ間に合いません。公輔選手たちは大学生から日本代表に選ばれていたのに勝てていないわけですから、とにかく若い選手たちには厳しく求めていきます」と話し、9-12位順位決定戦に向けて再度気を引き締めました。
「僕は初めての経験ですし、次の日本代表に選ばれるかどうかは分かりませんが、次の2試合も全力で戦っていきます。今日も前からプレスしてボールを獲ることもできましたし、一つひとつのプレイが自信になっていくのはこの大会の良いところでもあります。簡単なミスをしないように心がけて、果敢に攻めていきたいです」。そう話すのは日本代表に初選出された#13辻 直人選手。辻選手を合わせて7人が初めてのFIBA ASIA選手権大会に出場し、この経験を次につなげていかなければ何も意味はありません。2年後にはすぐにリオデジャネイロオリンピック出場を賭けた同大会がやってくるわけですから、そこでこの悔しさを晴らすためにも全てを知っておく必要があります。
9-12位順位決定戦は早い時間帯に行われます。決勝トーナメントを勝ち上がったチームは、勝利する毎にチームが成長しています。1点差で日本を破ったカタールは、開幕戦の時よりもチームのまとまりが出ており、ヨルダンも日本戦の前日にホンコン・チャイナに勝ったことで気持ち良くプレイしていました。結果を求めることは、すなわちチームを成長させることです。これまで1勝しか挙げられていないハヤブサジャパンは、残りは2試合をしっかり勝利して、少しでも成長して次につなげなければなりません。そのためにも今日の休息日で気持ちを入れ替え、明日から始まるトーナメントへ向けて気持ちを新たにして戦い続けます。
■2次ラウンド順位(勝敗は2次ラウンドのみ) *上位4チームが準々決勝進出
【グループE】
1位 フィリピン(4勝1敗) ※
2位 チャイニーズ・タイペイ(4勝1敗) ※
3位 カタール(4勝1敗) ※
4位 ヨルダン(2勝3敗)
5位 日本(1勝4敗)
6位 ホンコン・チャイナ(0勝5敗)
※勝敗が並んだため、3チーム間のゴールアベレージにより順位を決定
【グループF】
1位 イラン(5勝0敗)
2位 韓国(4勝1敗)
3位 中国(3勝2敗)
4位 カザフスタン(2勝3敗)
5位 バーレーン(1勝4敗)
6位 インド(0勝5敗)
関連リンク
- 第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAバスケットボールワールドカップ アジア地区予選) 大会特設サイト(日本語版)
- 大会第5日目 ハヤブサジャパンは地元・フィリピンに12本の3Pシュートを許し、71-90で敗戦
- 大会第6日目 2次ラウンド第2戦vsチャイニーズ・タイペイは15:00(日本時間16:00)ティップオフ
- 大会第6日目 ハヤブサジャパンは全勝中のチャイニーズ・タイペイに76-79で惜敗。明日、10:30(日本時間11:30)より、決勝トーナメント進出を賭けてヨルダンと対戦
- 大会第7日目 ハヤブサジャパンは2次ラウンド最終戦、ヨルダンに56-65で敗れ、決勝トーナメント進出ならず