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平成23年度女子日本代表チーム 第2次強化合宿報告

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2011年5月23日

コートの壁に『元気』という言葉を掲げ、第2次強化合宿が行われた

ヨーロッパ遠征へ向かった女子日本代表チームの出国時の様子

 本年8月に開催される「第24回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権 長崎/大村大会 兼 2012年ロンドンオリンピック アジア地区予選」に向けて強化活動を行う女子日本代表チームは、5月17日(火)~21日(土)に第2次強化合宿を実施し、合宿を終えた翌日よりヨーロッパ遠征(5月22日~6月14日/スペイン、ギリシャ)へと旅立ちました。

 合宿中、コートの壁には一際目立つ『元気』の文字。中川文一ヘッドコーチが「気持ち良く一日の練習を終えるためにも、声を出して元気にやっていこう」と、この文字を掲げました。ロンドンオリンピック出場を目指し、たくさんのバリエーションある戦術を覚えなければいけない中、日本代表候補初選出となった藤原有沙選手(デンソーアイリス)、川原麻耶選手(トヨタ自動車アンテロープス)、大庭久美子選手(デンソーアイリス)、長岡萌映子選手(札幌山の手高校 3年)の4選手たちも「よく頑張っている」と中川ヘッドコーチは評価しました。また、追加招集となった石川幸子選手((財)日本バスケットボール協会)の存在を「良い刺激になっている」と、副キャプテンの三谷藍選手(富士通 レッドウェーブ)がこう語るように、チーム内での競争も激しくなっています。

 これまでの強化合宿での成果を試すヨーロッパ遠征では、「ボールを早く進めること、ディフェンスではしっかりプレッシャーをかけること、そしてリバウンドの徹底に重点を置き、日本の持ち味である一生懸命さを出し、ゲームの中から課題点を見つけ修正を行い強化を図っていきます」と中川ヘッドコーチ。また、三谷副キャプテンは「チームとしてはまだ未完成な分、選手それぞれが世界の大きさや強さに対して課題を持ってチャレンジし、FIBA ASIA選手権へつながる良い経験をしてきたいです」と今回の遠征の目的を語りました。

 ヨーロッパ遠征最初の地であるスペインではスペイン代表、カナダ代表と対戦し、その後ギリシャへ移動してギリシャ代表、イスラエル代表、ギリシャU-20代表と対戦、合計7試合を予定しています。
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