第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAワールドカップ アジア地区予選) 大会第2日目 ハヤブサジャパンはホンコン・チャイナに76-59で辛勝し、今大会初勝利
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2013年8月3日
先発を入れ替えて臨んだ2戦目で初勝利を挙げたハヤブサジャパン
FIBA ASIA 選手権初出場を果たした#13辻 直人選手はチームハイの17点
「昨日は1点差で負けてしまい、勝つために一生懸命準備してきたので、勝てなかったのは非常に残念でした」と話す#15ショーン・ヒンクリー選手を始め、#5田中 大貴選手、#6比江島 慎選手、#7太田 敦也選手、#14金丸 晃輔選手の5人と、昨日とはメンバーを入れ替えた先発で試合はスタート。しかし昨日同様、相手に3Pシュート攻勢でやられ、リバウンドも獲れずに競った展開を強いられます。「前半は相手の思うようにやられっぱなしで、ディフェンスが全然ダメでした」と鈴木 貴美一ヘッドコーチが振り返るように、41-40と何とか1点リードして前半を終えます。
ハーフタイム中、鈴木ヘッドコーチは「3Pシュートやバックドアからのプレイを簡単にやられていたので、その点の修正点を告げ、それとリバウンドを見てしまっていたのでボックスアウトを徹底すること」を指示し、選手たちを送り出しました。しかし後半も得点は重ねるものの、ディフェンスが機能せず。そこで、「ディフェンスから速攻を出す速い展開に持ち込みたかったので、あれは意図的な組み合わせでしたが、しっかりできました」と#6比江島選手が話すように、#11桜井 良太選手と#13辻 直人選手の同ポジションであるポイントガードの3人を一緒にコートに出します。するとその起用は的中し、立て続けに速攻を出すことができて、64-53と11点差まで突き放して第3ピリオド終了。立て直しに成功した日本は、その後も点差を離して76-59、今大会初勝利を挙げました。
しかし昨日と同じような形でディフェンスがうまく機能せず、リバウンドが獲れない課題点は残りました。「桜木(ジェイアール)選手が入って今年初めての国際ゲームですし、ディフェンス面ではもっと他の4人がカバーしていかなければいけないです」と#10竹内 公輔選手は話します。リバウンドに関して鈴木ヘッドコーチは、「今日の試合では最終的に点差を離すことができましたが、リバウンドに対しては執着していかねばいけません。ボールを獲りに行ってはいますが、もっとしっかりボックスアウトをして相手を前に行かせず、獲れなかった場合は弾くことももっと徹底していきます」と反省点は明確になっています。
レバノン戦が無くなったことで、日本は2日間の休息日を迎えます。この2日間の過ごし方について鈴木ヘッドコーチは、「我々は1日1日が大事なのでしっかり練習します。急に新しいことができるわけではないので、この2試合で見えた課題、特にディフェンスとリバウンドの部分をしっかり修正して2次ラウンドに備えます」と話していました。2次ラウンドで巻き返すためにも、大事な大事な2日間。3日後に笑顔で吉報を伝えられるように、出来る限りのことを努力をするしかありません。なお、2次ラウンドの対戦相手、試合時間等は、明日の予選ラウンド全試合終了後に決まります。
■大会第2日目 8月2日(金) 試合結果
中国 ○ 113-22 ● マレーシア
チャイニーズ・タイペイ ○ 90-67 ● サウジアラビア
日本 ○ 76-59 ● ホンコン・チャイナ
韓国 ● 65-76 ○ イラン
カザフスタン ○ 79-76 ● バーレーン
ヨルダン ● 71-77 ○ フィリピン
タイ ● 65-89 ○ インド