ハヤブサジャパン 平成25年度男子日本代表チーム 第9次強化合宿開催報告
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2013年7月23日
FIBAワールドカップ出場権を獲得するため、最終調整に入ったハヤブサジャパン
桜木ジェイアール選手が加入したことで、良い意味で違うチームに変貌
第35回ウィリアム・ジョーンズカップでの修正点を踏まえたフォーメーションの確認、そして桜木 ジェイアール選手が加わったことで、チームの連携を高める練習に時間を費やしました。鈴木 貴美一ヘッドコーチは、「ジョーンズカップでは7連敗しましたが、誰も悲観してはいません。逆に各国の代表と対戦できたことで手応えを感じてもいます。全ては本番となるFIBA ASIA選手権で結果を出すだけです」と話しており、昨年から始動したチームの最終目標であるFIBAワールドカップへの切符獲得を達成するべく、総仕上げを行なっています。
1997年に行われたアジア選手権(現:FIBA ASIA選手権)で、2位(決勝戦は韓国に76-78で惜敗)になったのを最後に、その後は準々決勝の壁を破れていません。2005年から日本代表メンバーとして、FIBA ASIA選手権を経験してきた桜井 良太キャプテンは、「本当に勝てる、今年は行けるぞ、というのが、これまでの日本代表ではあまり感じられませんでした。もちろん世界選手権に行きたい、オリンピックに出るぞ、と言ってはいたものの、そういう確信的なものがありませんでした」と、これまでの悔しい大会を振り返っていました。しかし今年に関しては、「準々決勝を勝ち抜けるぞ、という気持ちは強いです。もちろん勝負事なのでやってみないとわかりませんが、勝てるという手応えはひしひしと感じられています」と、自信を持って話しています。
2007年、鈴木ヘッドコーチは徳島で開催されたFIBA ASIA選手権で指揮を執り、その時は8位。「あの時は時間もなく、思うような強化もできず、悔しい思いしかありません。でも今回は、昨年から若手を抜擢してしっかり強化することができ、手応えを感じています。若い分、経験不足があるところは、私がしっかり指示をして補っていきます」と話す鈴木ヘッドコーチ。唯一の現役大学生の田中 大貴選手、高校を卒業したばかりの18歳の渡邊 雄太選手を選出したことについても、「もちろん将来につなげるためでもありますが、しっかり戦力として成長してくれたからです。田中選手はエースを抑えるディフェンス力があり、渡邊選手は2mある3番ポジションの選手として攻守に渡り良い働きを見せています」と評価しており、「日本代表での経験をチームに持ち帰ることで底上げになります」と日本全体のレベルアップも考えています。
目標はアジア3位以上となって、2014年のFIBAワールドカップに出場すること。金丸 晃輔選手は「歴史に名を刻むためにも頑張りたい」と話し、竹内 公輔選手は「40分間自分たちのバスケットを出し続けることが試されること。前回大会7位の日本にとっては、全試合がチャレンジです」とそれぞれ話し、目標を達成するために残り少ない時間でもさらなるレベルアップを図って本番へ向かいます。
次回、大会前最終強化合宿は、7月27日(土)より行われ、そのままFIBA ASIA選手権の開催地であるフィリピン・マニラへと旅立ちます。
■大会概要
第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会
(兼 2014FIBAバスケットボールワールドカップ アジア地区予選)
■日程
平成25年8月1日(木)~11日(日)
■開催地
フィリピン・マニラ
■会場
Mall of Asia Arena
Ninoy Aquino Stadium
■予選ラウンド 日本戦スケジュール
8月1日(木) 15:30(日本時間16:30)~ 第1戦 日本 vs カタール
8月2日(金) 15:30(日本時間16:30)~ 第2戦 日本 vs ホンコン・チャイナ
※8月3日(土)は日本戦なし、4日(日)は大会休息日
※CS放送「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」にて生中継
関連リンク
- 第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAバスケットボールワールドカップ アジア地区予選) 大会特設サイト(日本語版)
- ハヤブサジャパン 平成25年度男子日本代表チーム 第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAワールドカップ アジア地区予選) 日本代表選手発表
- 第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAワールドカップ アジア地区予選) 出場チーム数変更のお知らせ
- 第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAワールドカップ アジア地区予選) テレビ放送について