東日本大震災復興支援 バスケットボール日本代表国際親善試合2013 POCARI SWEAT Presents 宮城大会/東京大会 第3戦も男女ハヤブサジャパンともに勝利し、3連勝で終了
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2013年6月30日
男女ハヤブサジャパンはともに3連勝で国際親善試合は終了
8月に行われるFIBA ASIA選手権大会へ向け、さらに努力すると話した#11桜井良太選手
3連続得点から幸先良くスタートした女子日本代表チーム。内海 知秀ヘッドコーチから「プレッシャーをかけろ」と指示が飛び、前から当たるディフェンスをすると24秒バイオレーションを奪い、チャンスを作って次々と得点につなげていきます。しかしリバウンドでは苦戦し、セカンドショットを決められ思うように点差を引き離せず38-25、13点リードし前半が終了。#8宮元選手は前半だけで3Pシュート3本、2Pシュートも3本を100%の確率で決め15得点。
「徐々にチーム力を発揮してきたモザンビークは、この最終戦では闘志をむき出しにしてきた」と、内海ヘッドコーチが話すように、粘りを見せるモザンビーク。しかし日本は、#12吉田 亜沙美選手が起点となり、#5王 岑静選手へのタッチダウンパス、#14宮澤 夕貴選手へは相手の裏をつくバウンドパスなど巧みなアシストを連発し、第3ピリオドを終え59-39と20点リード。終盤には#11藤原 有沙選手の3Pシュートなど、交代して入った選手もしっかり活躍し、78-61で3連勝。
内海ヘッドコーチは、「モザンビーク代表はこれからアフリカ選手権大会あり、チーム力を向上させるためにも意気込んできた中で、3試合勝てたことは良かったです」と、感想を述べました。#13大神 雄子キャプテンは、「3試合続けて同じチームと対戦することはどれだけ修正して臨めるかということであり、第3戦が大事になります。第2戦で相手にリズムをつかまれた課題点が修正でき、チームとして取り組めました。しかしリバウンドの支配率は負けており、1本の大切さを全員が分からなければいけないのは反省点です」と話し、10月に控えるFIBA ASIA 選手権大会へ向けてさらなるレベルアップを誓いました。
女子日本代表チーム同様、幸先良いスタートを切った男子日本代表チーム。開始4分に決めた#14金丸 晃輔選手の3Pシュートで、11-4と立ち上がりからリズムを掴みます。#6比江島 慎選手は持ち前のステップから積極的にゴールを奪って観客を魅了。第2ピリオドに入ると今大会初めてキャプテン#11桜井 良太選手が登場。すぐさまドライブからバスケットカウントを決め、次のディフェンスではルーズボールを追いかけチームを鼓舞。キャプテンのプレイに刺激されるように周りの選手も積極性が増し、49-29と20点リードして前半終了。
後半に入っても勢いは止まらず、#10竹内 公輔選手が奪ったボールを#9栗原 貴宏選手がねじ込みバスケットカウント。相手のボールを引っかけるディフェンスでチャンスを広げ、第3ピリオド終わって75-42、33点差とリードを広げます。#8渡邊 雄太選手は積極的にダンクシュートを狙いましたが、残念ながらリングに弾かれてしまいました。しかしそのボールは、#13辻 直人選手の元にきて、そのまま3Pシュートを打ちしっかり決めます。結局、88-61で勝利し、今大会男女ハヤブサジャパンはともに3連勝で幕を閉じました。
試合を終え、鈴木 貴美一ヘッドコーチは、「これまでの2戦は内容も、選手起用も変えながら、いろんなことを試してきましたが、この試合だけは自分たちが練習してきたことを全て出そう、と発破をかけて臨み、選手たちはしっかりコートで表現してくれました。しかし、まだまだ我々が目指すチームにはなっていないので、今後の合宿やジョーンズカップでも頑張っていきたいです」と、3試合を終えた感想を述べました。桜井キャプテンは、「5月から合宿をしてきましたが、この試合では特にディフェンスが機能し、みんな頑張っていました。昨年のようなチームのまとまりも見えてきたので、このまま良い部分は継続し、本番に向かっていけるようにさらに努力していきたいです」と話し、1ヶ月後に迫った本番となるFIBA ASIA 選手権大会を見据えています。
国際親善試合では多くの方にご来場いただき、「応援.com」を通じてUSTREAM中継をご覧になっていただきながら、今現在のハヤブサジャパンを日本のファンの皆様にお見せすることができました。FIBA ASIA選手権大会へ向け、さらなる努力を続けながらより良いチームに仕上げていき、世界への扉を開いていきます。
国際親善試合ではハヤブサジャパンを応援していただきまして、ありがとうございました。男子日本代表チームはまもなく8月1日よりフィリピン・マニラで、女子日本代表チームは10月27日よりタイ・バンコクにて、それぞれFIBA ASIA 選手権大会が開催されます。引き続き、さらなるご声援をよろしくお願いいたします。