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JX-ENEOSウインターカップ2012 第5日目終了 -男子準々決勝・女子準決勝 6試合実施、明日は女子決勝戦-

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2012年12月27日

勝負どころで大きな3Pシュートを決めた尽誠学園#4岸選手

初めての決勝戦、初優勝を目指す聖カタリナ女子

 「東日本大震災」被災地復興支援 JX-ENEOS ウインターカップ2012 平成24年度 第43回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会は第5日目。メインコート1面に変わり、女子準決勝、男子準々決勝が行われました。ウインターカップ出場校にとって、このメインコートでプレイできることは一つ目の喜びであり、そして優勝を目指します。

 先に決勝進出を決めたのは聖カタリナ女子。昭和学院は180cmの1年生、#12赤穂さくら選手が22点/19リバウンドでインサイドは上回るも、9本の3Pシュートを沈めて波に乗った聖カタリナ女子が79-62で勝利し、ウインターカップ初となる決勝進出を決めました。決勝の相手を決める桜花学園vs山村学園の準決勝第2試合。出だしは桜花学園がリードを奪うも、ディフェンスから点差を詰めた山村学園。その後はどちらも譲らぬ接戦を展開する中、第3ピリオド終了時点で63-60と山村学園がリードします。しかし、第4ピリオドで桜花学園が突き放し、82-70で勝利を収めて3年ぶりとなる決勝へと進みました。

 明日12月28日(金)は、「3位決定戦・山村学園vs昭和学院」、「決勝戦・桜花学園vs聖カタリナ女子」が行われます。同じ対戦となった夏のインターハイ決勝は、90-74で桜花学園が勝ちました。その後、夏を乗り越えた各チームはさらに強化され、選手たちは成長し、そして高校バスケ最終章の決勝戦まで勝ち上がってきました。43回目の頂点に立つのはどちらになるのか、必見です。

 男子準々決勝、まずは昨年の優勝校であり、インターハイも制した延岡学園が桐光学園を98-74で破り、一番乗りで4強の一角を埋めました。続いて行われた光泉vs洛南戦も、インターハイ準優勝校の洛南が第1ピリオドから26-10とリード。後半に入って光泉も粘りを見せましたが及ばず、88-62で洛南が勝利。

 接戦となった準決勝第3試合、尽誠学園vs福岡大学附属大濠。尽誠学園が若干リードしながらも拮抗した展開で時間が過ぎていきます。残り1分、1年生#13津山尚大選手が3Pシュートを決め、74-76と2点差に詰めた福岡大学附属大濠。37点を挙げた#13津山選手に同点シュートを託しましたがゴールに嫌われ、79-74で尽誠学園が準決勝へ進みました。残る一試合は、どちらも1回戦から勝ち進んできた札幌日本大学vs北陸戦。ディフェンスからペースをつかんだ北陸が80-66で勝利し、男子4強が出揃いました。

 いよいよ明日には、女子優勝校が決まります。桜花学園が勝てば3年ぶり18回目、聖カタリナ女子は初優勝をそれぞれ目指します。男子準決勝「延岡学園vs北陸」「尽誠学園vs洛南」が行われ、ファイナリストが決まります。広島で初開催中のウインターカップも残すところあと2日、6試合。ぜひ、会場やJ SPORTSでのテレビ放送にてライブでご覧いただき、優勝の行方をお見逃しなく。
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