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第4回FIBA ASIAカップ 第7日目 本日より決勝トーナメント開催

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2012年9月20日

ディフェンスを頑張る#6比江島選手(左)と#5田中選手

ベスト4を目指すハヤブサジャパン

 「第4回FIBA ASIAカップ」は予選ラウンドを終え、昨日は全チーム休息日。予選ラウンド最終戦の日本vsイラン戦を終えた後、イランのエース#14BAHRAMI選手は、「本当の戦いはこれから始まる。昨年はFIBA ASIA選手権で、我々はミスして勝つことができなかった悔しさがある。一人ひとりが絶対にミスをすることなく、今後のトーナメントをしっかり1試合ずつ勝っていきたい」と記者会見の時に話しており、決勝トーナメントに進出した8チームは、さらに精度を高めて新たなる真剣勝負へ挑みます。

 予選ラウンドを3勝1敗で終えたハヤブサジャパン 日本代表チーム。鈴木 貴美一ヘッドコーチは、「当初の予定通りにきています。順調に若い選手も威風堂々としており、良いプレイをしています。ジョーンズカップでの若い選手は、遠慮してシュートを打たずに終わってしまう場面もありましたが、今大会では思いきり良くシュートを打っていますし、ディフェンスから走るプレイを出し、それが出せない時でのハーフコートバスケットもできつつあります」と話し、このまま予定通りに一つ目の目標であるベスト4進出を目指します。

 準々決勝の相手は中国。#10竹内 公輔選手(トヨタ自動車アルバルク)は、「相手は1軍ではないので、負けることは恥ずかしい」と話しており、#10竹内選手自身もこれまで中国Bチームとの対戦で負けたことがありません。同時に、「同じ東アジア地区のチームなので、あまり試合はしたくなかったです。しかし、もう一度イランと対戦しリベンジできるように、しっかり勝ち上がっていきたいです」と話すように、FIBA ASIA 選手権への各サブゾーン出場枠を増やす大会において、同じ東アジア勢同士の対戦は残念ではありますが、しっかりと勝って日本がその出場枠を増やし、初黒星を喫したイランと決勝での再戦を目指します。

 対戦する中国は22歳以下の若いチーム。しかし、そのあどけない表情とは裏腹に、210cmを越える選手が3人も擁するとても大きなチームです。鈴木ヘッドコーチは、「PF、Cのサイズはとんでもなく大きいです。普段、国内のリーグにおいて大きな選手に慣れていませんので、そこをどう抑えるかが鍵となります。しかし、逆に抑えすぎてしまうと外からやられてしまう可能性もありますので、どういうバランスで戦うべきか、対策を練ります」と話し、その高さはやはり脅威です。#13ZHANG選手(210cm)、#14WANG選手(214cm)、#15SUN選手(220cm)、さらに2mの選手が2人おり、平均身長は201.1cm。ビッグマン3人の中では、8月に開催された「第22回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会」での優勝メンバーであり、MVPを獲得とした最年少の#14WANG選手の活躍が目立ちます。#14WANG選手は、“ネクスト・ヤオミン”と中国では呼ばれており、次のNBA選手になるのではないかと期待される選手。ビッグマンだけではなく、#6GUO選手(192cm)、#8GAO選手(196cm)の大きいながらもガード陣が今大会良く得点を挙げており、注意が必要です。しかし、若いチームゆえにターンオーバーも多く、リバウンドを獲り切れていない場面もあり、付け入る隙は十分あります。

 日本代表が目指すベスト4へ向け、この準々決勝が一番大切な試合です。「日本は近年、いつも準々決勝で負けてしまい、体力を消耗してしまってその後の順位決定戦でも上位を狙えずにいます。あと一個勝てばという場面で勝てていませんので、ぜひ準々決勝はきちっとチームとしてやることを明確にして、中国に勝ちます」と、鈴木ヘッドコーチは準々決勝の壁を越えることに意欲を見せました。

 日本も若いチームです。同世代となる#6比江島 慎選手(青山学院大学4年)は、「中国の高さが一番注意する点ですが、PGも上手いと思いますので、もう少しドリブルでキープできるように努めたいです。ジョーンズカップでのチャイニーズ・タイペイB戦みたいに、同世代だから負けたくないという気持ちはもちろんあります。もっともっとアグレッシブにプレイして勝ちにいきます」、同じく#5田中 大貴選手は、「中国が若いチームというのは知っていますが、それに対して特別な意識はありません。いつもと変わらず、チームが勝つように自分が試合に出たらディフェンスから入ることを意識するだけです」と、それぞれ意気込みを語りました。

 準々決勝4試合は本日、9月20日(木)に行われ、日本vs中国戦は19時ティップオフです。本日から始まる決勝トーナメント3日間は、コートサイド席(13,000円)をご購入いただいた方に「大会記念 特別限定グッズ」をもれなくプレゼントします。大会ロゴ入りのポロシャツ、Tシャツ、トートバッグ(全て非売品)のいずれかが3日間日替わりで差し上げます(※毎日各1商品を日替わりでのプレゼントとなるため、商品はお選びいただけません)。

 チケットは好評発売中です。また、当日券は前売券と同価格で販売しておりますので、完売にならない限り、会場でもお買い求めいただけます。一つ目の目標であるベスト4を目指すハヤブサジャパンへ、ぜひ会場にて選手たちに直接ご声援を送ってください。皆様のお越しをお待ちしております。

第7日目(9月20日) 準々決勝
11:30~ イラン(B1位) vs ウズベキスタン(A4位)
14:00~ フィリピン(A2位) vs チャイニーズ・タイペイ(B3位)
16:30~ レバノン(A1位) vs カタール(B4位)
19:00~ 日本(B2位) vs 中国(A3位)
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