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日本代表

平成24年度男子U-18日本代表チーム 第3次強化合宿終了。モンゴルへ向けて出発

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2012年8月15日

13年ぶりに世界への切符を目指す男子U-18日本代表チーム

日本一の延岡学園の司令塔・寺園選手はアジアでも頂点を目指す

 8月5日(日)から行われた宮城合宿を皮切りに、10日間に渡って集中して強化合宿を積んだ平成24年度バスケットボール男子U-18日本代表チーム。合宿期間中は大学生を相手に練習試合を行い、良い勝負ができたことで、しっかりと戦うチームへと仕上がってきました。

 オリンピックを目指すためにも、男子U-18日本代表チームから世界の舞台に出て経験を積まなければいけません。1999年にポルトガルで開催された第6回世界ジュニア選手権に出場したチームを率いた佐藤 久夫ヘッドコーチは、「やはり世界に行ってみて分かることはたくさんありました。そして、モチベーションを上げるためにも世界の舞台に行かなければいけません。そういう世界への切符を勝ち取る戦いで学べるところも多くあります。一方では負けて恥をかいて勉強することもありますが、今の日本に必要なのは、世界の舞台に立つという結果を残して勉強することが一番大事です」と、その重要性をひしひしと感じています。

 8月17日(金)からモンゴル・ウランバートルで開幕される「第22回 FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会」では、上位3チーム以上が来年開催される「第11回FIBA U-19男子世界バスケットボール選手権大会」への出場権を与えられます。世界への切符をつかむためにも、「初戦の韓国戦が大事になります。韓国を相手に簡単にやられてしまっては、その先の試合も思いやられます。しっかり噛みついて離さずに勝機を狙う戦い方を1戦1戦していかないといけません。また予選1次リーグで注意すべきはシリアです。体を張った強引なバスケットに対し、日本の選手たちが気持ちで挫けないように戦わねばなりません。2次リーグや決勝トーナメントでより良い組み合わせを勝ち取るためにも、予選リーグから粘り強く戦っていきます」と、佐藤ヘッドコーチは話します。

 大会へ向けて寺園 脩斗選手(延岡学園高校 3年)は、「もちろん世界に行くためには3位以内に入らなければいけませんが、僕たちの目標は優勝することです。優勝するために自分ができることをしっかり考えて、チームに貢献できるように頑張ります」と、インターハイで日本一に輝いた次はアジアNo.1を目指します。
 また昨年、アジア3位の成績を収めた男子U-16日本代表として活躍し、17歳で選出された馬場 雄大選手(富山第一高校 2年)は、「あの時はイランが棄権したり、運が良かったところもあります。しかし運も実力のうちですし、3位になったことは事実です。3位になった時と同じモチベーションを持って臨めば、世界に行けることは確実だと思います」と、自信を持って今大会に臨みます。

 男子U-18日本代表チームは8月14日(火)、同時期に行われていた「ジュニアエリートアカデミー(ビッグマン)」に参加している選手たちに見送られながら、開催地であるモンゴル・ウランバートルへと出発しました。久しく遠のいている世界の舞台へ向け、ぜひご声援くださいますようよろしくお願いします。
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