準々決勝 チェコ戦に勝てばオリンピック出場決定!大きな相手に挑むハヤブサジャパン
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2012年6月29日
柔らかい表情の奥に闘志を燃やす内海ヘッドコーチ
スターターとして活躍する藤原選手
今夜(日本時間22時45分)行われる「FIBA女子オリンピック世界最終予選(ロンドンオリンピック世界最終予選)」準々決勝 チェコ戦に勝てばロンドンオリンピック出場が決まります。
チェコとは4年前の北京オリンピック世界最終予選でも準々決勝で対戦し、64-76で敗れました。その後、最後の1枠を賭けたトーナメント準決勝でキューバに敗れ、北京オリンピック出場は絶たれました。
4年前の試合で2桁得点を挙げた#4 VESELA選手(12得点)、#9 HORAKOVA選手(19点)、#15 VITEKOVA選手(26点)の3選手はいずれも今大会にも出場しています。4年前は12点差で負けましたが、2010年FIBA世界選手権では60-66と6点差。先に挙げた3選手の得点も4年前より抑えており、ともに6得点しか許していません。「第3ピリオドまでは10点以上離れていましたが、第4ピリオドでしっかり戦えたことは自分としてもしっくりきていますし、チームとしてもその手応えを感じています」と、2年前を振り返った#13 大神 雄子選手(JXサンフラワーズ)。3度目の対戦に向けて、「想像以上に相手は大きいと思います。逆に下の方、足腰の位置に対してしっかりフィジカル強くあたっていき、ガードやフォワード陣に対してはボールマンにプレッシャーをかけることで相手のミスを誘い、フラストレーションを与えることができれば、一番日本らしいバスケットを見せることができる相手でもあります。対戦したことがある経験は相手も一緒です。自分たちのバスケットを出し切ることが大事です。もちろん自分たちの力を出し切った過去2回は負けています。挑戦者としてリベンジを果たせる場所を自分たちで勝ち取ったわけですから、しっかりと挑戦していきたいです」と、リベンジを誓いました。
チェコ戦へ向けて内海 知秀ヘッドコーチは、「確かにチェコは30回、40回を戦っても1回しか勝てない相手かもしれません。準々決勝ではその1回に賭けたいです。私の場合は次のゲームのために誰かを温存するようなタイプではありません。厳しい戦いになると思いますが、選手たちのコンディションは良く、ゲーム感も戻ってきています。何よりも、次のステージに上がれたことでみんなのモチベーションは上がっています。勝つ確率が少しでもあれば、そこを目指していきます」と、全力で勝ちにいくことを強調しました。
日本代表初選出され、今大会スターターとして出場している#10 藤原 有紗選手。「1勝の重み、1敗の悔しさは、所属チームでも同じ気持ちは持っていますが、それ以上に多くの方の期待を感じている分、日本代表の大きな責任として感じています。今は自分の出来がどうこうと言ってる場合ではない場所にきています。この2試合は全然シュートを決められていませんが、シュートが入らない中でもチームに貢献できる仕事があります。走って流れを作ることも自分の仕事ですので、先陣を切って走って、絶対にロンドンオリンピック出場につなげたいです」と、初めての国際大会の舞台に立った今の心境を話してくれました。
ロンドンオリンピック出場を賭けた大一番、ハヤブサジャパン女子日本代表 vs トルコ代表戦は、6月29日(金)現地時間16時45分(日本時間22時45分)より運命のティップオフ。
この試合の模様は、NHK BS1で6月29日(金)22時45分より生放送されます。また、FIBA「ROAD TO LONDON」特設サイトでは、FIBA TVによるLIVEネット配信(有料)とLIVEスタッツ(無料)をご覧になれます。
皆さんの大きな期待と声援を力に変えて、ロンドンオリンピック出場を勝ち取るために全力を尽くします。