ハヤブサジャパン 女子日本代表チーム いざ決戦の地、トルコへ出発
<-php echo date("Y年m月d日",strtotime($news_info.post_date));?>
2012年6月21日
4年前のリベンジへ燃える内海ヘッドコーチ
オリンピック出場権獲得は通過点。吉田選手もまた、4年前、そして昨年のFIBA ASIA選手権での悔しさを返す場として燃えています
最終強化合宿は、予選ラウンドで対戦するトルコ、プエルトリコを想定しながらの対策に時間を費やし、最終メンバー12名の選考も兼ねながら、最終調整を行いました。
しかし、すべてがスムーズにいったわけではなく、選手、スタッフともに頭を悩ましながら、できる限りのことを必死になって詰め込む日々。技術面もさることながら、精神的な部分では、丁コーチに「お前らは日本代表としてのプライドが足りていない」と激しく叱責されることもありました。
その言葉を受け、「選手全員が見直さないといけないところでした。日本代表が厳しいのは当然であって、自分たちが甘かったと感じています。スタッフが強い気持ちをもっていることに対して、私たちはプレイで返していかなければいけません」と反省を述べたのは司令塔・吉田亜沙美選手。
他の選手も同じ意見であり、練習前には日の丸に黙祷し、意識を高める日々を送ってきました。葛藤しながらも、納得のいくまで目一杯練習に取り組んできたハヤブサジャパンは、初戦のトルコ戦に良い形で大会に入れる準備ができました。
決戦へと向かう内海 知秀ヘッドコーチは、「4年前、北京オリンピック出場を賭けた世界最終予選で負けています。そのリベンジをできるチャンスを与えていただいたからには、どうしてもオリンピックの切符を獲りたい気持ちは強いです。今回のスタッフ陣も、この大会に賭ける意気込みは非常に強いものがあります。この布陣で何としてもオリンピックの切符を勝ち獲りたいです。周りから見ると、時間がないとか、大神が怪我をしており渡嘉敷もいないなど言われるかもしれませんが、これらの理由のせいにならないように、与えられた時間の中で精一杯、努力をしてきました。先日、女子バレーボールがオリンピック出場を決めましたが、我々も『団体競技がオリンピックに出ないと盛り上がらない』と、皆さんからよく言われます。バスケットが最後のオリンピック予選を行う競技ですので、何がなんでも切符を獲ってきたいです。バスケット界はもちろんですが、スポーツ界全体にとっても力になれるようにしっかり頑張ってきます」と意気込みを語りました。
これから始まるロンドンオリンピック世界最終予選は、ハヤブサジャパンの夢へ向けた通過点であり、オリンピックの切符を獲ることは最低限やらねばならないことです。目標はあくまでロンドンオリンピックに出場し、そこで1試合でも多く勝ち、活躍することです。全てのバスケットボールファミリーを代表して、そしてみんなが行きたい舞台であるオリンピックへの出場権を勝ち獲るためだけに、ハヤブサジャパンは戦ってきます。
FIBA女子オリンピック世界最終予選(ロンドンオリンピック世界最終予選)は、6月25日(月)に開幕。
ハヤブサジャパン 女子日本代表チームは、初日に試合がなく、初戦は6月26日(火)19:00(現地時間)、日本時間では27日(火)1:00より、トルコ代表と対戦します。
なお、試合の模様は、NHK BS1で生中継されます。また、大会のチケットは、現地のチケットサイト(英語サイト)より購入できます。
ハヤブサジャパンは、本日、6月21日(木) 13:10成田空港発にて、決戦の地・トルコへと出発しました。
メンバーは15名で決戦の地トルコ・アンカラへ向かい、最終メンバー12名は現地にて発表されます。
なお、15名全選手の世界最終予選へ向けた意気込みは、現在オフィシャルサイトにて更新中ですので、合わせてご覧ください。
大会まであと4日。ハヤブサジャパンへの熱いご声援をよろしくお願いいたします。